【洋画】「ティーンスピリット〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ヴァイオレット・ヴァレンスキは、母子家庭で内気に暮らしていたが、オーディション番組「ティーンスピリット」の予選が行われるということで、オーディションに出演する。

ティーン・スピリット (字幕版)

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輝いている瞬間が切り取られた映像が観られるということで、むしろ心地よく鑑賞できる作品

マックス・ミンゲラ監督は、『イングリッシュ・ペイシェント』や『コールド マウンテン』で知られる映画監督のアンソニー・ミンゲラを父親に持ち、父が監督した『コールド マウンテン』にエキストラ出演し、2005年『綴り字のシーズン』で映画デビューをしています。本作は、監督デビュー作となります。

エル・ファニングは、姉にを持ち、2歳の頃から、芸能活動をしています。2004年『ドア・イン・ザ・フロア』では、一人二役を演じきり絶賛されています。その後、多数の映画やテレビで活躍し、しっかりとした演技に定評があります。

物語は、内気な少女が、オーディションに参加し、夢を掴んでいくサクセスストーリーです。

王道的な展開で、わかりやすい内容ですが、多少画面が暗いところが残念ではあります。

とはいえ、映像としての魅せ方はどこか客観的でもあり、そういう点でプロモーションビデオや、ミュージックビデオのような印象もあります。

マネージャとして付き添ってくれたおじさんとの絆や、自身の親子の関係も描かれていますが、やはり、中心は、 ヴァイオレットになります。

思えば、フラッシュダンスのテーマ曲「Flashdance… What a Feeling」を使用していた印象もあり、今風のフラッシュダンスという錯覚にも思えますが、そこまで、引用されているわけではなく、しっかりと作品として完成されています。

とはいえ、そのアンサームービ的な印象もあります。

自らの環境から抜け出すために、夢を勝ち取っていくストーリーではありますので、苦難や迷いが出てきますが、内に秘めた芯の強さを感じるエル・ファニングの歌とダンスは、その持ち味とも言えます。

プロモーションビデオとも受け取れますが、それでも、輝いている瞬間が切り取られた映像が観られるということで、むしろ心地よく鑑賞できる作品とも言えます。

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