【日本映画】「スペシャルアクターズ 〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/仁後亜由美/淡梨/三月達也/櫻井麻七/川口貴弘/南久松真奈/津上理奈//原野拓巳/広瀬圭祐/宮島三郎/山下一世/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 和人は売れない俳優をしていたが、5年ぶりに弟の宏樹に再会し、俳優事務所「スペシャルアクターズ」を紹介される。そこは俳優業以外にも、演じることで悩みを解決するなんでも屋的なところもあった。ある日、カルト宗教から旅館を守る依頼があり、2人は教団に潜入する。

スペシャル・アクターズ

しっかりと伏線を回収してくれるところにはモヤモヤ感もなくすっきりと鑑賞できる小品ながらも満足度は高い作品

・上田慎一郎監督は、中学時代からハンディカムで自主映画を撮り始め、2009年自主映画団体「STUDIOMAYS」に参加し、映画を作成し始めます。数々の作品を手掛けた後、2017年『カメラを止めるな!』で劇場用長編映画デビューをし、 低予算映画ながら莫大な興行収入の記録となります。

・大澤数人は、中学の頃から映画の世界に憧れ、23歳の特に自主映画に出演したことがきっかけで、俳優の道に進み、演技経験や出演経験も少ないながら、上田監督の妻・の目に留まり、本作の主演を演じるようになってます。

・河野宏紀は、大学時代より気になっていた夢でもある映画の世界に入り、2017年「心が叫びたがってるんだ。」で映画デビューをし、様々な作品に出演しながらも、着実にキャリアを積み重ねている俳優です。

・物語は、うだつの上がらない俳優志望の主人公が、疎遠だった兄の誘いで、俳優事務所に入り、そこで、奇妙ながらも、俳優の演じることで仕事となることをしながら、自らの欠点を克服しながら成長するストーリーです。

・序盤は、主人公が、極度の緊張になると失神してしまう非常にナイーブな性格の持ち主という点が描かれ、これが、この物語のキーとなるところでもあります。

・基本的にコメディ要素のある物語となるので、ある程度聞き流す程度で見ていくほうが良いかもしれません。

・コント的な展開なので、「ムスビル」の設定自体もざっくりとした設定でもあり、このツッコミどころのある設定もザックリ感があることで効果的な演出になっています。

・音楽が印象的ではありますが、ちょっとクドい印象もあります。

・いくつか盛り上げどころもありますが、役者自体が著名な人を使っていないところから、予想はつけづらいところになっています。

・その予測のつけづらい展開自体も、登場人物が多い割には分かりやすさはしっかりと守られているので、物語を見失うことはありません。

・最後にとあるオチもつけられており、その分かりやすいオチながらも、一つ斜め上なオチとなっているので、この辺りは「カメラを止めるな!」の監督らしいところでもあります。

・しっかりと伏線を回収してくれるところにはモヤモヤ感もなくすっきりと鑑賞できる小品ながらも満足度は高い作品となります。

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【映画パンフレット】スペシャルアクターズ 監督 上田慎一郎 キャスト 大澤数人、河野宏紀、富士たくや、北浦愛、上田耀介

誰でもアクター

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