【洋画】「サバービコン 仮面を被った街〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】1950年代に実際に起きた人種差別暴動を背景に、サバービコンで発生する奇妙な事件を描いたドラマ。サバービコンに住むロッジ家のは、ある日強盗に入られてしまう。その日から街の生活が変化していく。

サバービコン 仮面を被った街 (字幕版)

アメリカ独特の文化を含んだ展開には、ラストまでもやもやする点

・「コンフェッション」「グッドナイト&グッドラック」で高評価なジョージ・クルーニーの監督作。

・脚本は、ジョージ・クルーニーとジョエル&兄弟の共同脚本。

・大きくは2つの物語があり、「ロッジ家の偽装殺人の物語」と「黒人一家が巻き込まれる暴動の物語」があります。

・「黒人一家が巻き込まれる暴動の物語」は実話に基づいており、このあたりは日本人にはちょっと分かりづらいところかもしれません。

の関わった「ロッジ家の偽装殺人の物語」は観ていると明らかにコーエン兄弟だなぁとわかるような展開であり、ブラックコメディ要素があります。

・サバービコンという街は、なんというかいわゆるモデルタイプの街となっていて、この逆に異様な雰囲気な街の描き方には違和感を感じます。

・ですが、この違和感のおかげで、どこか創作的な要素があり、実話に基づいた部分も、観やすくつくられています。

・この部分は、よくできている部分ではあります。演出が過剰なだけにリアリティを薄めさせた要因ではあります。

・ですが、やはりこのアメリカ独特の文化を含んだ展開には、ラストまでもやもやする点でもあります。

・風刺的な映画ではありますが、国民性にもよるところがあり、コメディではないまでも、リアリティを薄めつつ風刺をしているところは面白かったところではあります。


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