【日本映画】「桐島、部活やめるってよ〔2012〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】高校のバレーボール部のキャプテン 桐島が部活を辞めることがきっかけで、学校内の様々な人たちの日常に変化が起こる群像劇スタイルの映画。

桐島、部活やめるってよ

2度目、3度目と観るたびに新しい発見もでき、スルメのような傑作映画

・原作では、各章のタイトルを登場人物名として

描かれていますが、本作では、曜日を章立てにして1つのエピソードを違う視点から描く構成とないます。

・一番特殊なのは、題名になっている「桐島」は一切登場しないところ。

・たくさんの人物が登場し、スクールカーストの成り立ちをサラリを描いています。

・学生時代に誰もが見てきた、人気者の生徒と高校デビューしきれない生徒の群像劇が見事。誰が観ても自分を照らし合わせられるキャラクターがいます。

・ストーリーの中心は「桐島」になるのですが、どうやっても出てこない。それでいて違和感なく物語を理解できる所は監督の手腕以外には考えらえれません。それほどまでに計算し尽くされた演出は傑作。

・章立てとなっているので、何度も同じ日を繰り返しますが、これも再度見直したくなるような緻密な計算の上に成り立っていて、映画「エレファント」を彷彿ともさせられます。

・最終的な結末が重要ではなく、学校生活の様々な視点を描いているので、まずは何も考えずに観ることをオススメします。

・2度目、3度目と観るたびに新しい発見もでき、スルメのような傑作映画です。


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