【マンガ】「MASTERキートン〔1988〕」を観ての感想・レビュー

【原作】
【連載】ビッグコミックスピリッツ

【個人的評価】

【あらすじ】冷戦前後の社会情勢、考古学、そしてキートンをめぐる人々のドラマが絡み合った秀作である。保険調査員である主人公、平賀・キートン・太一は、元英国特殊空挺部隊・対テロ活動のサバイバル教官であり、また、オックスフォード大学卒業の考古学者でもあるという複雑な出自を持つ.日本人とイギリス人のハーフ。

MASTERキートン コミック 全18巻完結セット (ビッグコミックス)

1家に1セット「マスターキートン」を推奨したい

・オムニバス形式の漫画。全18巻

・題名はコメディ役者「バスターキートン」からとられているのだろう。

・原作者 勝鹿北星氏は2005年に他界しており、ご冥福をお祈りいたします。

・2006年現在、浦沢直樹と小学館の問題でコミックは絶版。どうやら美味しんぼの作者「」が絡んでるらしい。

・とにかく人間描写は凄い。というか、お話の組み立て方は傑作。絶版であるという事が口惜しいが、まあ、全巻初版でもってるから、ま、いっか。

・同時期に「YaWaRa!」、続いて「Happy」を連載していたので、浦沢直樹の手腕の凄まじさを感じる。しかも画力はどちらの漫画も落ちていない。ストーリーは別として・・・。

・文章量が多いので1冊読むのに1時間はかかる。なお、「YaWaRa!」「Happy」等は15分もあれば1冊読める。

・キートンの趣味趣向に共感を感じる。優柔不断ではあるが、少年の心を持った大人の見本に思える。

・「アザミの紋章」「交渉人のルール」「家族の瞬間」「合格祈願」など傑作だ。

・1家に1セット「マスターキートン」を推奨したい。


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