【洋画】「モリーズ・ゲーム〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/ビル・キャンプ
【個人的評価】

【あらすじ】モーグル選手としてオリンピックにも出場できた主人公 モリーは、試合中の怪我でアスリートを引退します。その後アルバイトをしていた先で法外な金額を賭けるポーカーの運営アシスタントを始める。

モリーズ・ゲーム (字幕/吹替)

主人公に感情移入しづらいところですが、一つの物語としては、しっかりと筋立てて観られる作品

・アーロン・ソーキン監督は、大学を卒業後、戯曲の執筆を行い『ア・フュー・グッドメン』で映画化権を取得し、注目を浴びます。その後多数の脚本を手掛け、本作では映画監督デビューをしています。

・ジェシカ・チャステインは、演劇を志し、テレビドラマに多く出演、2008年『Jolene』で映画デビューします。その後、幾度かアカデミー賞にノミネートされる等、演技が評価されている女優です。

・イドリス・エルバは、イギリスの俳優で、2001年「戦争のはじめかた」で映画デビューしています。

・物語は、裏組織のギャンブルの運営アシスタントをするうちに高額ポーカーの世界にのめり込んでいくストーリーです。

・序盤は、モーグルでのアクシデントまでが描かれ、そこから12年後までときが進み、新たな人生というべき状況となります。

・裏カジノオーナーとなった経緯とその状況がナレーションをはさみながら描くことで、理解しやすい展開となっています。

・主人公視点の物語となっていますが、主人公の意思の強さは非常に高いです。

・本作は実話というところでもありますが、トップアスリートから裏カジノの運営という転身が図られます。

・この人生の激動さを描くところも含め、芯の強い女性像というところが見えてきます。

・後半には、父親との関わりもあります。父親役はケビン・コスナーが演じていますが、このポジションだからこそ光る要素があります。

・芯の強い女性が、アスリートであっても、カジノのオーナーであっても、しっかりとうまく立ち回ることで、成功を掴んでいく物語ではありますが、多少テーマ的にしっくりこないところもあります。

・実話という点は意外なところではありますが、こういう人生というのもあるのだなぁというところで、主人公に感情移入しづらいところですが、一つの物語としては、しっかりと筋立てて観られる作品です。

モリーズ・ゲーム(字幕版)

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