作品紹介
【監督】レベッカ・ズロトヴスキ
【脚本】レベッカ・ズロトヴスキ/アンヌ・ベレスト
【出演】ジョディ・フォスター/ダニエル・オートゥイユ/ヴィルジニー・エフィラ/マチュー・アマルリック/ヴァンサン・ラコスト/ルアナ・バイラミ/ノーム・モルゲンステルン
【あらすじ】主人公 リリアンは、パリで活躍するアメリカ人精神分析医。ある日、長年診てきた患者ポーラの突然の死を知り、自殺とされたその死に疑問を抱いた彼女は、守秘義務という立場を抱えながら独自に真相を追い始める。
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心理ミステリーとして謎解きだけでなく、人間ドラマにも期待したい作品
レベッカ・ズロトヴスキ監督は、フランスの映画監督で、2010年『美しき棘』で映画監督デビューをしています。以降、寡作ながら、評価の高い映画を制作しています。
ジョディ・フォスターは、 子役の頃から俳優デビューをし、1972年『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビューしています。その後、1976年『タクシードライバー』でアカデミー助演女優賞にノミネートされています。1988年『告発の行方』でアカデミー主演女優賞を受賞、1991年『羊たちの沈黙』でもアカデミー主演女優賞を受賞しています。1991年『リトルマン・テイト』で映画監督も務め、女優以外にも映画に関わっています。
共演は、ダニエル・オートゥイユ、ヴィルジニー・エフィラ、マチュー・アマルリックなど、フランス映画界を代表する実力派俳優が出演しており、演技力に定評のあるキャスト陣だけに、会話劇としても見応えが期待できそうです。
物語は、精神分析医の主人公が患者の死の真相を追う心理ミステリーとなっているストーリーです。
単なる犯人探しではなく、「人の心を理解するとは何か」というテーマも描かれている印象があります。患者のプライベートを知る立場だからこそ踏み込める領域と、守秘義務による葛藤が物語に独特の緊張感があるように思えます。
主人公自身が原因不明の異変に見舞われながら事件を追っていくという設定も興味深く、サスペンスだけでなく主人公の内面にも焦点が当てられる作品になりそうです。派手なアクションではなく、少しずつ真実へ近づいていく知的なミステリーを好む人には特に楽しめそうな内容ではないでしょうか。
心理描写を重視する作品だけに、テンポの速いサスペンスを期待すると少し好みが分かれる可能性もあります。事件そのものより登場人物の感情や会話が物語を動かしていくタイプの作品になりそうです。
ジョディ・フォスターの新境地とも作風と、フランス映画らしい知的で洗練された雰囲気が魅力の一本になりそうです。心理ミステリーとしてだけでなく、大人向けの人間ドラマとしても期待したい作品です。
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