【日本映画】「クレマチスの窓辺(2022)」を観ての感想・レビュー

【監督】永岡俊幸
【出演】瀬戸かほ//小山
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 絵里は、東京生まれ東京育ちの女性。亡くなった祖母の住んでいた古民家で1週間島根県松江で過ごす。

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オール松江ロケが効果的な作品

永岡俊幸監督は、島根県松江市出身の監督で、2022年「クレマチスの窓辺」で監督デビューをしています。

瀬戸かほは、2015年「orange-オレンジ-」で映画デビューをしています。モデルとしても活躍しています。衣料管理士1級の資格を持つ女優です。

物語は、東京生まれ東京育ちの女性が、祖なくなったその祖母の古民家で1週間過ごす事となり、その街で様々な人と出会っていくストーリーです。

序盤から、1日目という表示から、家を売るという話をする2人が描かれます。この家は、祖母の住んでいた家で、休暇で祖母の住んでいた家で過ごすことがわかります。

島根県松江を描いた物語でもあり、東京での生活から抜け出して、ちょっとバカンスをしながらも、祖母の住んでいた家と街を訪ねていく展開です。

タイトルの「クレマチスの窓辺」とは、キンポウゲ科 センニンソウ属の花 クレマチスを指しており、「精神の美」「旅人の喜び」「策略」という花言葉になっています。

1日目「窓を開ける」2日目「いとこたちに会う」3日目「海に行く」4日目「レコードを聴く」5日目「靴を買う」6日目「花を買う」7日目「窓を閉じる」というタイトルで1周間が描かれます。

62分という時間でまとめられている作品ではありますが、島根県松江に住んでいる人々を描いた話でもあり、1週間で多くの人と出会い、その街のことを知っていくということで、オール松江ロケが効果的な作品でもあります。

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