【今週公開の新作映画】「こいびとのみつけかた(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】/川瀬陽太/奥野

【あらすじ】主人公 トワは、妄想癖のある植木屋の青年。ある日、コンビニで働く園子に恋をする。コンビニから木の葉並べて彼女を誘いだすが、彼女もトワと同じように、どこか独特な感性をもつ女性だった。

自分自身の世界観を持ったカップルの恋愛作品は多々あり、暖かく見守るというところで本作を楽しめば良いのかと

前田弘二監督は、テアトル新宿でアルバイトをしながら、自主制作作品を手掛け、2006年『古奈子は男選びが悪い』で第10回水戸短編映像祭グランプリを受賞しています。2011年「婚前特急」で長編映画監督してデビューし、コンスタントに作品を作り続けています。

倉悠貴は、大阪でスカウトされ、2019年「トレース~科捜研の男~」で俳優デビューをしています。2021年『街の上で』をはじめ、多数の映画に出演をして、着々とキャリアを重ねています。

芋生悠は、2014年、第3回ジュノン・ガールズ・コンテストでファイナリストに選ばれ、2015年より女優として活動をしています。書道では師範の腕前のある人です。

物語は、感性はちょっとぶっ飛んでいる主人公とその恋人が、周囲には理解できないような世界で恋愛をしていくストーリーです。

予告編を見る限り、ちょっとほんわかした内容の見えながら、どこか殺伐とした要素も抱えており、園子やトワの感性の中に潜む闇の部分も描いているのかと思います。

自分自身の世界観を持ったカップルの恋愛作品は多々あり、暖かく見守るというところで本作を楽しめば良いのかと思います。

前田弘二監督の『まともじゃないのは君も一緒』も同様に何処か世の中の一般的なところとズレている感があり、本作もその流れで見るとよいのでしょう。

95分という時間でちょうどよい時間でもあるので、ある程度気分を軽くして観られる作品かと思います。

個人的に勝手に思う関連作品

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