【日本映画】「恋の渦〔2013〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/柴田千紘/後藤ユウミ
【個人的評価】

【あらすじ】オサムに女の子を紹介するためにホームパーティが開かれます。カップルのコウジトとトモコの企画したパーティは、あまり盛り上がらずで終わりますが、それをキッカケに9人の男女の恋心と下心、そして本音と嘘が描かれます。

映画ではなくドラマにしても良いのかなぁと思いますが、一気に観ることが大事な映画

・大根仁監督は、ドラマ『北の国から』に影響を受け、映像関連の仕事に携わります。1996年「きっと誰かに逢うために」でテレビドラマを制作し、その後、2011年「モテキ」で映画初監督をしています。ミュージックビデオやドラマ、アニメなど多彩な方面で才能を発揮している監督です。演出的には、テンポと音楽の使い方は良く、しっかりとした筋立てで物語を展開します。

作の戯曲「愛の渦」を引き継いで製作された物語。

・ポツドールの渦シリーズ第二弾ですが、監督は大根仁監督がメガホンを取っています。

・愛の渦では、男女の思惑が交錯する物語でしたが、本作も同様に男女の9人がそれぞれの思惑を通わせます。

・また、モテキの印象に近い演出でもあり、笑いを含ませた展開は、「愛の渦」よりもポップな感じで、観やすく作られています

・ザッピングをうまく演出に取り込んでいることもあり、展開が目まぐるしく変わりますが、複数の部屋の中だけで内容が進み、わかりやすい様にはなっていると思います。

・低予算で製作された印象がありますが、低予算でも、物語の面白さで引っぱれるところは、軽快な物語の進行ならではと思います。

・人物相関図が必要になりそうな印象ですが、意外と各キャラクターは個性があるので、すんなり頭に入ると思います。

・その分、頭から印象が抜けるのも早いのですが、「面白かった」という事実は残りますので、気軽に映画を観たい時にはオススメです。

・映画ではなくドラマにしても良いのかなぁと思いますが、一気に観ることが大事な映画です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です