作品紹介
【監督】塚原あゆ子
【出演】満島ひかり/岡田将生/ディーン・フジオカ/大倉孝二/酒向芳/宇野祥/安藤玉恵/
【あらすじ】主人公 舟渡エレナは、流通センターのセンター長に着任した女性。ある日、倉庫内で爆破事件がおこり、事態の収拾をマネージャーの梨本孔とともに行う。
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「アンナチュラル」「MIU404」のドラマファンのファンサービス映画とも取れますが
塚原あゆ子監督は、TBSのテレビドラマの演出家として多数の作品を作り、「グランメゾン東京」「アンナチュラル」などなどを手掛けています。2019年「コーヒーが冷めないうちに」で映画初監督をしています。
満島ひかりは、1997年に7人組ユニット「Folder」に参加してデビューしています。その後、「Folder5」に改称していますが、継続して所属をしています。「Folder5」の活動休止後、「満島ひかり」名義で活動を開始しています。1997年「モスラ2 海底の大決戦」で映画初出演をし、2009年「愛のむきだし」で数々の賞を受賞しています。2010年「川の底からこんにちは」でも高い評価を得ており、その後、「悪人」「愚行録」「川っぺりムコリッタ」などで活躍をし、テレビドラマでも数々の作品に出演しています。「モテキ」「それでも、生きてゆく」をはじめとして、多くの作品で巧みな演技力で評価されており、テレビや映画、舞台など幅広い活動をしている女優です。
岡田将生は、中学2年のときに原宿でスカウトされ、一旦は断るも、のちに芸能事務所に所属し、デビューしています。その後、2007年「アヒルと鴨のコインロッカー」で映画デビューをし、着々とキャリアを重ねています。2014年には、蜷川幸雄演出による舞台にも出演し、幅広い活動をしています。
物語は、物流倉庫のセンター長の主人公が、突如発生した連続爆破事件に巻き込まれ、その事件に解明をしていくストーリーです。
本作は、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」のスタッフが関わっており、塚原あゆ子監督と脚本家 野木亜紀子の組み合わせで、同作品と同じ世界感のある作品となっています。そのため、一部「アンナチュラル」「MIU404」の登場人物が同じ役柄で出演をしています。
主題歌も「アンナチュラル」「MIU404」でも関連のある米津玄師の「ガラクタ」となっています。
「アンナチュラル」「MIU404」のドラマファンのファンサービス映画とも取れますが、順当に本作単体でも楽しめると思われるので、気になるところです。