作品紹介
【監督】三木孝浩
【出演】中島健人/milet/桐谷健太/中村ゆりか/八嶋智人/円井わん/坂ノ上茜/小手伸也/野間口徹/眞島秀和/風吹ジュン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 リクとミナミは、一目惚れをして結婚をする。8年後、リクはベストセラー小説家となる。ある朝、リクが目覚めるとミナミがいなくなり、リクはなぜか文芸誌の編集部員となっていた。
リメイクをしてまで制作したかった意図はちょっとわかりません
三木孝浩監督は、PVやCMの制作を行い、2010年『ソラニン』で、長編初監督作品としてデビューをしています。廣木隆一、新城毅彦とともに「胸キュン映画三巨匠」とも呼ばれています。
中島健人は、2008年にジャニーズ事務所に入所し、2011年にSexy Zoneのメンバーとしてデビューをしています。2013年『BAD BOYS J』でドラマ初主演をし、『劇場版BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』でも映画出演をしています。テレビや映画で活躍している俳優です。
miletは、2019年にミュージシャンとしてデビューしており、2020年にはNHK総合『NHK紅白歌合戦』に初出場しています。デビュー以来、非常に多くのタイアップ曲があり、高い人気があります。2025年「知らないカノジョ」で映画初出演初主演をしています。
本作は、2021年『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』のリメイク作品でもあり、現代日本に舞台を変えて描かれています。
物語は、一目惚れをした主人公の2人は、結婚から8年後、とあることで、まったく生活が変わっており、不思議な現象に戸惑いながらも、すべてを取り戻そうとしていくストーリーです。
序盤から、ガロアスが戦っている世界が描かれますが、この世界は、「蒼龍戦記」というリクが書いている小説の中での世界となります。
実際には大学で学生をしているリクが小説家として地道に物語を書いていますが、また、学生である以上、勉強にも打ち込んでいるところになります。
先生に没収された、「蒼龍戦記」を取り戻して逃げた先に、弾き語りをしていたミナミと出会い、それが運命的なところにもなります。
オープニングの曲は、milet「Nobody Knows」ですが、ちょっとThe Cranberriesのドロレス・オリオーダンの声に似ている感じがします。
リクとミナミはやがて結婚をして、一緒に生活をしますが、徐々に関係がギクシャクしてしまい、そこからリクが大作家に成長していく姿が描かれますが、突如、夢オチのようなところになり、リクは編集者、ミナミは有名ミュージシャンと言う世界に変わってしまいます。
いわゆるパラレルワールドの展開となり、リクとミナミの格差が描かれていく展開となっていきます。
ちなみに、「蒼龍戦記」自体がある程度の想定シーンが描かれますが、演出もセリフもちょっとこじらせた感があり、読みたいとはあまり思えないところはあります。
世界の変わってしまったところは、現実離れした設定ではありますが、立場が変化したなかで、どういう着地点になるかというところですが、多少ご都合主義的なところもあり、この点に納得できないところもあります。
パラレルワールドに迷い込んでしまうというところは良いのですが、風呂敷のたたみ方的にはもうちょっと一工夫がほしかったところもあります。
miletが俳優として出演していますが、むしろミュージシャンが俳優として出演しているというのは最近では他の作品でもあり、ミュージシャンが俳優をするというところの必然性があったので、本作はまだ救われているような気もします。(※ミュージシャンが俳優をしている作品で、必然性を感じない作品も一部ありますね。)
フランス映画のリメイクと言うところではありますが、リメイクをしてまで制作したかった意図はちょっとわかりません。
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