【日本映画】「嘘を愛する女〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】

【出演】/DAIGO

【個人的評価】

【あらすじ】主人公 川原由加利は、小出桔平と同棲していた。ある日、小出がくも膜下出血で倒れ昏睡状態となった。しかし彼の免許証は偽造されていた。彼の素性を調査するため、私立探偵とその真実を探す。

嘘を愛する女

いろいろとミスリードがあるように作られていますが、きちんと引き込まれやすい展開

・キャッチコピーは「愛さえも、嘘ですか?」「あなたは、誰?」

・中江和仁監督は、CMなどを手がけてきた映像作家。

・物語は、主人公 川原の謎解きを行うのが主題のストーリー。

・登場人物が少ないので、ストーリーとしてはとてもわかりやすく作られています。

・長澤まさみと高橋一生が主演のように見えますが、実際には、高橋一生はほぼ寝ています。吉田鋼太郎と長澤まさみの映画という方が良いのかもしれません。

・序盤の高橋一生の彼氏っぷりは、ズルいくらいに魅力的です。どこか子供っぽいけど、しっかりとした包容力がある男性として描かれているので、高橋一生の人気はとてもよくわかります。後半はほとんど寝てますが。

・主人公は仕事で、商品評価をするために味見をして指示をしたりするキャリアウーマンなシーンがありますが、直前で二日酔いとか言うシーンもあり、その割に味覚に関する事を言ったりと、後に仕事で立場が奪われるのもわかります。この辺はステレオタイプな感じで主人公の魅力はあまり感じませんでした。

・魅力的な印象を序盤で残すからこそ、高橋一生の謎解き要素が面白く感じられるわけですね。

・ちなみにマジンガーZが使われているのは、『マジンガーZ / INFINITY』と関連があるのかなぁとバーター的な匂いを感じます。

・またキャッチコピーの「あなたは、誰?」は、関西では理解できるとおもいますが、CM「ハナテン中古車センター」を思い出してしまいます。

https://youtube.com/watch?v=VQD1VMGZghg%3Ffeature%3Doembedwww.youtube.com

・彼の素性を探すストーリーには、いろいろとミスリードがあるように作られていますが、きちんと引き込まれやすい展開となっています。

・中盤の造船所で登場する人が「絶妙に」高橋一生に似てない感じはちょっとおもしろかったですが、人を見て笑ってしまうところは、かなり失礼かなぁと思います。

・エンディングの曲は、「つなぐもの」ですが、なんか唐突に松たか子の声が聞こえてきたのに違和感がありました。

・なんか見たことあるようなないような誰かなぁと思って、エンディングでDAIGOとわかった時には観ている側としても、彼の素性がわかってモヤモヤが解消できました。


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