作品紹介
【監督】甲斐さやか
【出演】井浦新/水原希子/三浦透子/斉藤由貴/永瀬正敏/
【あらすじ】技術の進歩で延命治療が推進されるようになった近未来。主人公 新次は妻と娘のいる家庭だったが、病に冒されてしまう。療養をする際に、臨床心理士から過去についての記憶をたどることを勧められる。
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メッセージ性が強い印象もあり、主人公の運命について考えさせられる内容なのかと
甲斐さやか監督は、2000年「BORDER LINE」で短編作品を制作し、監督デビューをしています。その後、多数の短編作品を制作し、2019年「赤い雪 Red Snow」で初の長編作品を監督しています。
井浦新は、大学時代にスカウトされモデル「ARATA」として芸能界入りし、1998年には、独自のブランド「REVOLVER」を立ち上げています。1999年「ワンダフルライフ」で映画初主演をし、その後2002年『ピンポン』で人気を得ています。2005年には「メガネ男子」で「好きなメガネ男子」1位となっています。
水原希子は、アメリカ人と日本生まれの韓国人のハーフで、2003年に『Seventeen』の専属モデルとして活躍後、『ViVi』に専属モデル、『MAQUIA』の専属モデルで活躍し、2009年『ノルウェイの森』で映画デビューをしています。映画やテレと幅広い活躍をしている女優です。
物語は、延命治療が推奨される近未来、主人公は幸せな家庭を築いていたが、ある日、重い病に侵されてしまう。臨床心理士から過去の自分と向き合うことを勧められるが、その際にとある人物の存在を知っていくストーリーです。
「徒花 ADABANA」とは「無駄な花」という意味でもあり、予告編を見る限りでは、なんとなくタイトルの意味を感じてしまいます。
主人公 新次の視点で語られていく内容でもあり、難解さはあるにしても、主人公視点で観ていけるので、徐々に状況がわかってくる内容なのかと思います。
登場人物も多いわけではないので、理解しやすい作品に思われますが、どちらかといえば、概念を語っている作品なのかと思われます。
94分という時間でまとめられているので、サクッと観られそうですが、メッセージ性が強い印象もあり、主人公の運命について考えさせられる内容なのかと思います。