【今週公開の新作映画】「ドミノ(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】/アリシー・ブラガ//ダイオ・オケニイ/

【あらすじ】主人公ロークは、刑事をしている男性。ある日、一瞬目を離した隙に娘が行方不明となってしまう。一時期、刑事を休職すらしていたが、正気を保つために復職する。銀行強盗のタレコミがあり、現場に向かうが、そこで娘の行方を知っているであろう男性に出会うが、その男には重要な秘密あった。

95分という時間できっちりまとめられていると思われ、今までのロバート・ロドリゲス監督作品のさらに一歩先に行ったような作品かと

ロバート・ロドリゲス監督は、1992年『エル・マリアッチ』を製作費7,000ドルで製作し、話題となります。その後、リメイクとして、1995年『デスペラード』を1,000倍の予算で製作し、
一躍有名監督となります。『スパイキッズ』三部作や『シン・シティ』など独特なテイストの作品を制作しており、とも共同制作をしている場合もあり、独特なアクション作品を得意とする監督です。

ベンアフレックは、1997年の「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」での脚本賞受賞をきっかけに映画製作にも本格的携わり、監督3作品目にして栄誉を獲得しています。一時期はキャリアが低迷した時期もありましたが、見事なまでに復活をしました。

物語は、娘が行方不明になってしまった主人公が、絶望の末に、刑事の職に復職し、とある事件で、娘の行方を知っているであろう男性に出会うが、その男性は絶対に捕まらない男だったというストーリーです。

ロバート・ロドリゲス監督といえば、ギリギリのコメディなラインを演出するアクション映画作品を多く手掛けてきており、一周回ってとんでもない才能で、作品を仕上げてくる監督です。

本作では、シリアスなミステリ的な要素の作品でもあり、現実感のあるような物語に見えて、やはり不可思議な現実離れしたストーリーとなっています。

本作ではギャグ的なアクション演出はないと思われますが、物語の奇妙な点がとても興味深いところでもあります。

95分という時間できっちりまとめられていると思われ、今までのロバート・ロドリゲス監督作品のさらに一歩先に行ったような作品かと思います。

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