【今週公開の新作映画】「木の上の軍隊(2025)」2025年7月25日公開情報と私感

作品紹介

【監督】平一紘
【出演】堤真一/山田裕貴/津波竜斗/玉代㔟圭司/尚玄/岸本尚泰/城間やよい/川田広樹/山西惇/

【あらすじ】1945年、沖縄県伊江島に派兵された山下一雄少尉と安慶名セイジュンは援軍を待つために木の上で密かに待つが、その間に戦争は終結していたというストーリーです。

公式サイト

情報がなくても、映画はとても楽しめそうな気が

平一紘監督は、大学時代に自主映画を制作し、2014年『アンボイナじゃ殺せない』で長編映画デビューをしています。以降、テレビドラマや映画製作をしている監督です。

堤真一は、1984年にジャパンアクションクラブに入団し、俳優活動をします。JAC退団後は、様々な演劇に出演をし、テレビドラマ『ピュア』「やまとなでしこ」で人気となります。舞台や映画、テレビドラマと多彩な活動をしている俳優です。

山田裕貴は、ワタナベエンタテイメントに所属し、D2のメンバーとして活躍、その後、2011年、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーとして俳優デビューしています。

物語は、舞台は、1945年の日本。終戦間際に沖縄にある島に派兵された2名の兵士は、援軍を待つために木の上でひっそりと待つが、その間に戦争は集結していたというy

もともとは、2013年に井上ひさしの原案で制作された舞台作品となります。舞台は3人芝居となり、登場人物は非常に少ないです。本作は映画ということもあり、多少変更点もあるようで、登場人物は3人以外にもいます。

実話に基づいた物語でもありますが、シリアスな内容というよりも、舞台作品ということも踏まえたコミカル感や感動要素はあると思います。

堤真一がベテラン兵士、山田裕貴が新米兵士として描かれており、それ以上の情報がなくても、映画はとても楽しめそうな気がします。

舞台作品の映画化という点では、あまり成功性が少ないところがあり、理由としては、舞台演出と映画の演出が根本的に違うところでもあり、想像力を補完してしまう映像が挿入されている場合、やはり興ざめしてしまうところがあるのかと思います。

123分の内容でもあり、内容としては普通くらいの上映時間ですが、もしかすると、90分くらいの内容になっている方が良かったのかも、と思います。

予告編

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