【アニメ】「時をかける少女 〔2006〕」★★★★☆【感想・レビュー】


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作品紹介

【監督】
【原作】
【出演】/板倉光隆/原沙知絵
【個人的評価】

【あらすじ】主人公は高校2年の紺野真琴。医学部志望の津田功介と春に転校してきた間宮千昭という二人の同級生と「遊び仲間」という関係だった。ある日理科準備室で不審な人影を見てしまい、あとを追っていく途中、転倒をし、不思議な体験をする。それは時間を移動できる「タイムリープ」だった。

ぜひとも青春を体験したすべての人に見てほしいアニメ映画

キャッチコピー「待ってられない 未来がある。」

当初公開時は全国で21館という規模での上映だった。その後、口コミ効果により100館以上のロングラン公開となった。

筒井康隆氏の原作には、「SF」「青春」「恋愛」についての主題があり、過去に作品化された中から最も印象の薄い青春をテーマとして作品が作られた。

声優の仲里依紗の声とボーイッシュなキャラクターが爽やかで、さらに男二人と女一人という組み合わせも良い。

グラウンドでキャッチボールをするシーンが特に印象的で、演出のうまさが際立ちまさに青春といった感じ。

夕日のさす帰り道や自転車の二人乗りなど、本当に青春的要素を取り入れている。

タイムリープを使い出してからも、基本的にパラドックスなどのややこしい設定は強調せず、単純に何度も繰り返せるという行動をさらりと描いている。

のちに重要な要素となるタイムリープですが、使える回数やタイムリープによる変化ということがのちに明らかにされ、自然と世界観に没入できるところは傑作としか言いようがない。

何回繰り返しても同じ結論に至るという点は「シュタインズゲート」のような印象もありますが、登場人物が爽やかすぎる点では全くの別物でもある。

終盤の残り回数のくだりは、泣ける要素満載で、挿入曲「変わらないもの(奥華子)」との連携でここに物語のピークの一つがあります。

ネタバレしていても、何度見ても心に響くこの演出は、時をかける少女の映像化の中で揺るぎなく素晴らしいシーンだと思います。

また、今までの経緯を説明する街中のシーンでも、とても印象的なシーンとして演出されています。

最後はある意味ハッピーエンドですが、「ミライで待ってる」という台詞一言ですべての要素が救われた感じがします。

再びキャッチボールでまとめる終わり方とタイトルバックの表示には、一分の隙もない青春映画の傑作としてまとめられています。

ぜひとも青春を体験したすべての人に見てほしいアニメ映画です。

予告編

時をかける少女

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