【洋画】「パリの調香師 しあわせの香りを探して〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 アンヌは、世界のトップメゾンの香水を手掛ける天才調香師。4年前に多忙で嗅覚障害となり、地位と名声を失ってしまう。その後、嗅覚障害も完治するが、ほとんど仕事はなかった。彼女の運転手として雇われたギヨームには離婚のために苦労をしていくが、2人が出会ったことでお互いが前向きになっていく。

パリの調香師 しあわせの香りを探して (字幕版)

地味な作品ではありますが、ヨーロッパ系の映画が好きなひとに良いのかと

・グレゴリー・マーニュ監督は、フランスの映画監督で、2007年に6.5mのヨットで大西洋を横断し、その記録映画を撮影しています。その後、2012年『L'AIR DE RIEN(さりげなく)』で初監督作品としてデビューしています。

・エマニュエル・ドゥヴォスは、舞台女優として活動し、1997年『そして僕は恋をする』で映画デビューをしています。2002年『リード・マイ・リップス』でセザール賞主演女優賞を受賞し、その後も多くの映画賞を受賞している実力派女優です。

・本作にはディオールが撮影協力し、エルメスの専属調香師クリスティン・ナーゲルが監修に就いています。

・物語は、天才調香師だった女性が、病気で地位と名声を失い、また、彼女の運転手として雇われた男性は、離婚のために娘と仕事が奪われそうになりながら、2人が出会ったことで少しずつ状況が変わっていくストーリーです。

・序盤は、ギヨームの親権問題と仕事の問題が描かれ、かなり厳しい生活をしているさまが描かれます。

・その中でアンヌと出会うのですが、アンヌ自体も過去にストレスにより嗅覚を失ってしまったことで、様々なことを失ってしまい、ひっそりと生活をしています。

・香水を作る仕事をしていたところがありますが、映画では五感のうち、嗅覚だけはどうしても体験しづらいところでもあり、この点は、どんな映画でも、匂いや香りの表現は苦労しているのかと思います。

・とはいえ、そのわかりにくい要素を会話とその状況の表現で、そこにはない香りが記憶から呼び起こされるような気がします。

・この点は、なかなか良いところです。

・男女が登場する物語ではありますが、恋愛要素にならず、お互いがお互いの進むべき道をしっかりと見出していくところが心地よく、また、2人を中心に描かれていく物語なので、難解さもありません。

・地味な作品ではありますが、ヨーロッパ系の映画が好きなひとに良いのかと思います。

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