【今週公開の新作映画】「沈黙の艦隊(2023)」が気になる。

【監督】吉野耕平
【出演】・サンタマリア//手塚とおる/酒向芳/笹野高史/

【あらすじ】日本近海で、海上自衛隊の潜水艦とアメリカの原子力潜水艦が衝突し、乗員76名が全員死亡してしまう事故画発生する。しかし、その事故は偽装工作であり、海江田四郎を含む乗員は、日本初の高性能原子力潜水艦「シーバット」の乗員となっていた。「シーバット」の艦長
海江田四郎は核ミサイルとともに「シーバット」を「独立国家やまと」と名乗る。

配役を見る限り、ベネット大統領の配役がないので、原作のすべてを描ききれないとは

・吉野耕平監督は、CMやプロモーションビデオを制作し、2012年と2019年に「日本の映像作家100人」に選出されています。その後、2016年『君の名は。』で、回想パートCGと空間デザインを担当しています。2020年「水曜日が消えた」で長編映画監督デビューをしています。

・大沢たかおは、1987年に大学在学中にモデルとしてスカウトされ、1992年より俳優に転向し、『君といた夏』『星の金貨』と話題作に出演し、人気の俳優となります。その後、映画やドラマで活躍をしていますが、2016年より2年間ほど俳優を休業していますが、理由は、『頑張っても頑張ってもドキドキしなくなった』事が原因らしいです。その後の俳優復帰作が本作となります。

・玉木宏は、1998年『せつない』でテレビドラマデビューをしています。その後、2000年「クリスマス・イヴ」で映画初出演をし、2001年『ウォーターボーイズ』で注目され、2003年連続テレビ小説『こころ』で花火職人役として人気となります。以降、「雨鱒の川」「のだめカンタービレ」など、様々な作品に出演し、テレビや映画、CMなど、幅広く活躍しています。なお、2018年に木南晴夏と結婚をしています。

・本作は、アマゾン傘下の映画スタジオの「Amazonスタジオ」が制作しており、日本映画では初の作品となります。

・物語は、日本初の高性能原子力潜水艦と核ミサイルを搭載した艦の艦長 海江田四郎が、独立国を宣言し、アメリカや日本などを相手に、戦争や核兵器、戦争平和等を描いていくストーリーです。

・原作漫画は連載当時に読んでいるので、作品にはそこそこ思い入れはあります。

・海江田四郎が大沢たかおで、深町洋が玉木宏という点では、ちょっとピンと来ないところがあり、原作マンガでは、もうちょっと年齢が若いほうが良い感じもします。

・実際には海江田四郎は、年齢設定が不明ではありますが、かわぐちかいじの絵の印象からも、30〜40歳代の印象がありますので、実写の配役からすれば、もうちょっと若い人でも良かった気もします。

・深町洋に関しては、骨太な感じのある印象でもあり、原作マンガとはかなり印象は異なります。

・とはいえ、漫画原作に寄せた配役を考え始めると、ものまねコスプレ映画ともなりかねないので、ここは新しい海江田四郎像に期待したいところです。

・配役を見る限り、ベネット大統領の配役がないので、原作のすべてを描ききれないとは思います。

・原作マンガで、海江田四郎の戦術とカリスマ性が非常に面白く、実写映画でも、その魅力が表現されていれば良いかなぁと思います。

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