【今週公開の新作映画】「フェラーリ(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】/ジャック・オコンネル/

【あらすじ】1947年にフェラーリ社を創業したエンツォ・フェラーリは、会社経営と私生活の中で窮地に陥りながらも、起死回生をかけてレースに挑んでいく

命がけのレースと言うところがわかる感じ

マイケル・マン監督は、『博士の異常な愛情』を観て映画監督を志し、1968年「Insurrection」で短編映画制作しています。主にテレビドラマを制作し、1979年『ジェリコ・マイル/獄中のランナー』のテレビ映画で注目され、1981年『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』で劇場映画監督デビューをしています。その後、1992年『ラスト・オブ・モヒカン』で高い評価を得ており、1995年「ヒート」でも有名俳優の共演で話題となっています。1999年「インサイダー」で、第72回アカデミー賞7部門にノミネートされています。

アダム・ドライバーは、2012年よりテレビドラマで活躍し、2013年『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』に出演、『ハングリー・ハーツ』では主演を演じ評判となります。その後、2015年『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でカイロ・レン役として知名度を上げ、2018年『ブラック・クランズマン』では第91回アカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされている実力ある俳優です。

ペネロペ・クルスは、スペインの俳優で、1992年「ハモンハモン」で映画デビューをしています。1998年『美しき虜』でゴヤ賞主演女優賞を受賞、2006年『ボルベール〈帰郷〉』では、カンヌ国際映画祭女優賞、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞などを受賞しています。2008年『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー助演女優賞を受賞しており、スペイン人女優の初受賞をしています。2010年にと結婚をしています。

物語は、フェラーリ社の創業者、エンツォ・フェラーリを描いた自伝的ストーリーです。

本作は20年以上前から企画されていた作品で、主演俳優も、などが候補となっていましたが、2022年に現在のキャストが決まっています。

アダム・ドライバーは、撮影当時40歳前後でもあり、今までの出演作の印象とは異なり、59歳のエンツォ・フェラーリを演じています。過去に、「ハウス・オブ・グッチ」でグッチ役も演じて折、高級ブランドの作品に縁があるようなそんな偶然も感じます。

カーレースのみの作品ではなく、家族のことも描かれており、妻役のペネロペ・クルスの配役も気になるところです。

イタリアを1000マイル縦断するレース「ミッレミリア」のシーンもあり、命がけのレースと言うところがわかる感じでもあります。

フェラーリの名車が多数登場する感じですが、時代が時代だけにオールドカーが多く登場します。

ともかく、マイケル・マン監督作でもあるので、臨場感やリアリティをうまく表現していながらも、ドラマもしっかりとしている作品かと思います。

予告編

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