【監督】英勉
【出演】北村匠海/山田裕貴/杉野遥亮/今田美桜/眞栄田郷敦/清水尋也/磯村勇斗/永山絢斗/村上虹郎/高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 タケミチは、とあることで、高校時代の時間にタイムリープしてしまう。そのことでかつての恋人が殺される運命を変えようとする。
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』を一気に観るのが良いです。
英勉監督は、「はなぶさつとむ」と読むそうで、CMやテレビドラマ制作を経て、「ハンサム★スーツ」で映画監督デビューをしています。
北村匠海は、もともと、ダンスロックバンドDISH//で活動をしており、2017年『君の膵臓をたべたい』で注目され、2020年『とんかつDJアゲ太郎』では、映画初単独主演をしています。非常に多くの作品で主演を演じており、役者としての活動も増やしてきています。
山田裕貴は、ワタナベエンタテイメントに所属し、D2のメンバーとして活躍、その後、2011年、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーとして俳優デビューしています。
本作は、2作構成となり、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の作品で一つの話となっています。『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は90分、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は96分の上映時間となり、合計186分の作品でもり、1本でも成立しますが、上映時間が3時間となるので、2部構成にしたと思われます。
物語は、タイムリープの能力に目覚めた主人公が、再び高校時代をやり直すことで、殺されてしまった元恋人の命を救い、さらに暴走族チーム内で成り上がっていく姿を描いたストーリーです。
序盤から、東京卍會と芭流覇羅(バルハラ)との決闘シーンからはじまり、全面戦争のようなところから始まり、前作の東京リベンジャーズと比べるとかなりシリアスな感じがあります。
タケミチの経緯としてはほぼ序盤できっちりと説明してもらえますので、前作のことを忘れかけていても、序盤10分で前作の内容を振り返ってくれます。ただし、物語の細かい設定的には前作を観てから本作をみたほうがよいです。
細かいことを書かなくとも、1作目から順番に観ていけば良いので、わかりやすい展開となっています。問題としては、本作では完結しないので、血のハロウィン編の後編となる「-運命-」へと続くことになります。
続きがあるということなので、不完全燃焼気味な感想となってしまいます。できれば、『東京リベンジャーズ』を観た上で、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』を一気に観るのが良いです。
なお、東京リベンジャーズの原作漫画は完結していますが、本作は、漫画原作で言うところの8巻までの内容となり、全31巻の原作漫画からすると、まだまだ続編が作られることが考えられます。
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グラデーション「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」より(原曲:SUPER BEAVER)[ORIGINAL COVER]