【洋画】「アリー スター誕生〔2018〕」★★★☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【出演】ブラッドリー・クーパー/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 アリーは、音楽業界にあこがれているが、自信のなさから、パッとしない生活をしていた。ある日、有名ロックスター ジャクソンに出会う。それがきっかけで音楽業界に関わり始める。

古典的な物語でもあり、みやすさとしては十分満足できる作品

ブラッドリー・クーパー監督は、「セックスアンドザシティ」で俳優デビューをし、舞台や映画で活躍をし、プロデューサーとしても手腕を発揮し、本作では初監督としてデビューしています。

アリー役のレディガガは、2008年のファーストアルバム「ザ・フェイム」のヒットで一躍有名となり、奇抜なファッションとパフォーマンスで人気のあるミュージシャンです。

2010年には、Twitterのフォロワーが568万人を越え世界一のフォロワー数となりました。2019年現在では、6位と落ち着いています。

物語のモチーフは、1937年の「スタア誕生」となっており、これまでにも何度か映画化がされています。

元々はクリントイーストウッド監督で企画されていましたが、「アメリカンスナイパー」でイーストウッド監督とブラッドリークーパーの主演がきっかけで監督になった経緯があります。

第91回アカデミー賞で作品賞を含む8部門でノミネートされ、主題歌賞を受賞しました。

本編は、アリーを中心に描かれており、実際にレディ・ガガとしての成功と被るようなところもある。

現実では、レディ・ガガの奇抜なファッションとパフォーマンスで注目されるところがありますが、本作では、そのような要素は低く、素直に歌唱力が評価できます。

また、ブラッドリー・クーパーの演じるジャクソンも、自ら楽曲を作ったりと、役にのめり込んでおり、俳優と監督の2役を見事にこなしています。

序盤ではラブストーリーとして安定した見応えがあり、中盤では、2人の明暗が徐々に現れてくる。

アルコール中毒という点では、ありきたりな要素に思えますが、そこはある意味、古典でもあり、物語自体の意外性というよりも、想定どおりの展開となります。

注目すべきは本編上での、アリーの歌唱シーンであり、ライブシーンが本編中にいくつもあり、このあたりのシーンはさすがの一言です。

ブラッドリー・クーパの演技と存在感が圧倒的ですが、ライブシーンを見ると、どちらもとても魅力的な演奏が見られます。

あえてモヤモヤするところといえば、レディ・ガガ自体に女性的魅力を感じないところではあります。

古典的な物語でもあり、みやすさとしては十分満足できる作品です。

予告編

アリー/ スター誕生(字幕版)

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