【日本映画】「きらきら眼鏡〔2003〕」★★★☆☆

作品紹介

【監督】犬童一利
【出演】金井浩人/池脇千鶴/安藤政信/古畑星夏/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公は、駅員として働く青年 立花明海。古本屋で手に入れた本に名刺があり、「大滝あかね」と出会う。彼女は日常の小さなことにも幸せを見出す 『きらきら眼鏡』を持つと言う。明海は以前に恋人を事故で亡くしており、あかねは余命わずかな恋人がいた。

どう考えるかによって印象の変わってしまう映画かもしれません

犬童一利監督は、2014年に長編デビュー作『カミングアウト』で話題となり、その後、多数の映画祭に出品しながらも、着実なキャリアを積んでいる監督です。

なお、犬童一心監督との血縁関係はないそうで、親類のようにも思われますが、関係はないそうです。

金井浩人は、よしもと興業所属の俳優です。芸人というスタンスではなく、役者という契約で所属しています。ドラマや舞台、映画と幅広く役者として活躍しています。

池脇千鶴は、1997年のCM美少女企画として、「リハウスガール」としてデビュー以降映画を中心に様々な作品で活躍しています。

物語は、1冊の古本を通じて知り合った女性はいつも笑顔を絶やさない人だったが、実はかの世には余命宣告された恋人がいたという物語。過去に恋人を亡くしている主人公と似通って境遇となる2人がどのように生きていくるのかを描いた作品。

撮影地は、千葉県船橋市近辺で行われており、地元民であれば、場所はすぐに分かるような場所が多々出てきます。

設定上、ライトノベルのような脚本ですが、原作は、森沢明夫の小説となります。2006年に「ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三」で第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞をしています。

「きらきら眼鏡」という要素が非常にラノベ要素を感じるところで、言い換えると、「物事をポジティブに捉える」ということであり、このことを「きらきら眼鏡」と公言しているところに、ちょっと痛々しさを感じます。

駅員としての主人公は、駅での様々な出来事や人々に遭遇しますが、恋人を亡くしているということから、多少内省的な人物として描かれています。

そこのポジティブの塊のような人が現れると、やはり戸惑いが生まれてしまうかと思います。

結局、あかね自体も「余命宣告された恋人」がおり、このことをどう乗り越えていくかで悩んでいることがわかります。

大切な人を失ってしまった時にどう考えるのか?ということがメッセージとしてありますが、あかね自体も前例がないことだけに、他人の感情からそれを想像しようとして明海と関わることとなります。

この辺りには、あかねの腹黒さも見え隠れしてしまい、とたんに「きらきら眼鏡」という要素も妙な印象を抱えてしまいます。

結果的には自衛のための行為とも取ることができ、もう一歩あかねの感情の成り立ちを示した方が良かったのかもしれません。

登場人物が限られており、複雑な伏線もないので、サクッと観られる映画ではありますが、多少深いところもあるので、どう考えるかによって印象の変わってしまう映画かもしれません。

予告編

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