【今週公開の新作映画】「ふまじめ通信(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】/7A//みやなおこ//本谷紗己/そわんわん/渡部直也/

【あらすじ】主人公 小山田久仁子は、都会で教師をしていたが、真面目な性格のためにストレスで仕事を辞め、亡くなった叔父が所有していた空き家を管理するために和歌山県にIターンをする。医者からは「もっと、うまく、ふまじめに生きなさい」という言葉から、『ふまじめ通信』という音声番組を開始する。

オムニバス形式の物語となっているようなので、深く気構えることなく観るのが良いと

まつむらしんご監督は、第31回ぴあフィルムフェスティバルに入選し、2013年『ロマンス・ロード』で長編映画監督デビューをし、高い評価を得ています。その後、長編2作目『恋とさよならとハワイ』でも多くの映画賞で評価されており、今後も期待ができる監督です。

宇乃うめのは、看護師から俳優へ転身をして活動している女優です。2021年『雨に叫べば』や2022年『ほとぼりメルトサウンズ』などに出演をしている今後が期待できる女優です。

本作は2022年11月にクラウドファンディングで資金を集めたプロジェクトからなる作品でもあり、様々な人の協力のもとに映画化されています。

物語は、都会で教師をしていた主人公がストレスを抱えてしまい、仕事を辞職して、亡き叔父が管理していた空き家のある和歌山県にIターンをする。そこで、医者からの言葉より「ふまじめ通信」という音声番組を始めていくストーリーです。

舞台は、和歌山県・加太という港町となり、まつむらしんご監督作品「あつい胸さわぎ」の舞台が、和歌山市雑賀崎というところもあり、本作も和歌山が舞台となっています。

主人公の真面目な性格からくるストレスを癒やすために、気を楽にしてふまじめに生きていく物語かと思います。

ある程度ユルい内容の物語に見えますが、それだけでは終わらないような気がする点は、「あつい胸さわぎ」でも感じたところであり、本作でも、地味ながらもグッと来る内容に仕上がっているのかと思います。

オムニバス形式の物語となっているようなので、深く気構えることなく観るのが良いと思います。

町の様々な人が描かれる作品ではありますが、あくまでも中心には主人公のクニちゃんがいるので、クニちゃんに感情移入をしながら観られるのかと思います。

まつむらしんご監督のオリジナル脚本作品でもあり、監督のセンスの光る内容に仕上がっていると思います。

個人的に勝手に思う関連作品

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