作品紹介
【監督】髙橋雄祐
【脚本】髙橋雄祐
【出演】古川ヒロシ/髙橋雄祐/永井佑昌/工藤優太/小谷けい/永田健/林亮介/友松栄/関本昇平
【あらすじ】ユウタは、定職に就かず、気ままな生活を送り、プロボクサーとして最後の試合を迎えようとしている兄・ケンジと東京のはずれで一緒に暮らす二人。
公式サイト・作品情報
高橋雄祐監督の絶妙な視点での演出がきになるところ
高橋雄祐は、2016年『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で 映画デビューをしています。その後、2018年『あいが、そいで、こい』で映画初主演をし、映像制作にも関わっています。
物語は、プロボクサーとして最後の試合を迎えようとしている兄と、自由気ままに暮らしている弟という、対照的な二人のストーリーです。
兄は自分の人生にひとつの区切りを迎えようとしており、弟は定職に就かず、自分なりの時間を過ごしており、そんな二人が同じ場所で生活しているという設定からは、家族だからこその距離感や、お互いを理解しているようで理解しきれない部分なども見えてきそうです。
兄弟の生活を通して、それぞれが抱えているものや、これからの人生について考えさせるような作品になるのではないかと思います。
第26回TAMA NEW WAVEのコンペティション部門でグランプリを受賞した作品でもあります。
誰かと一緒に暮らしていても、考えていることや将来への向き合い方は違うもので、身近な存在だからこそ素直に言葉にできないこともあり、相手のことを理解しているつもりでも、実際には気づいていない部分があるかもしれません。
そうした関係性を大げさな演出に頼らず、日常の積み重ねによって描いているのであれば、兄弟という設定にとどまらず、身近な人との関係についても考えさせられる作品になっているのでは?と思います。
77分という時間ながら、高橋雄祐監督の絶妙な視点での演出がきになるところです。
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