【今週公開の新作映画】「BAD LANDS バッド・ランズ(2023)」

作品紹介

【監督】原田眞人
【出演】/吉原光夫//縄田か

【あらすじ】主人公 橋岡煉梨(ネリ)と弟の矢代穣(ジョー)は、大阪で特殊詐欺をしている姉弟。ある日、3億円の大金を手に入れ、追われることになる。

犯罪自体のからくりや組織的な動きがリアルに描かれているのかと思います

原田眞人監督は、ロンドンに語学留学中に書いた評論を「キネマ旬報」に掲載されたことにより、映画評論家として多数の評論をしています。その後、帰国をし、『さらば映画の友よ インディアンサマー』で映画監督デビューをしています。1988年『フルメタル・ジャケット』で戸田奈津子の日本語字幕にNGが出たために、代役として翻訳を行い、兵隊スラングをしっかりと翻訳しています。他にも『グッドモーニング・ベトナム』『時計じかけのオレンジ』と難解な翻訳が必要な作品の翻訳も行っています。1985年「盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS」や1995年「KAMIKAZE TAXI」でも高い評価を得ています。

安藤サクラは、父に奥田瑛二、母が安藤和津、姉が安藤桃子という家系で、高校時に女優の道に進んでいます。2007年『風の外側』で映画デビューをし、2009年「愛のむきだし」で存在感のある演技で評価されています。2011年『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で第84回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞をし、その後も様々な作品で圧倒的な評価をされています。『かぞくのくに』『百円の恋』『万引き家族』など、話題作に出演している女優です。

山田涼介は、2004年にジャニーズ事務所に入所し、2006年『探偵学園Q』でドラマ出演しています。その後2007年にHey! Say! JUMPのメンバーとしてデビューしています。2015年『暗殺教室』で映画に初主演をし、第39回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。

物語は、特殊詐欺をしていた姉弟が、3億円の大金を手に入れたことで、様々な人から狙われてしまうストーリーとなります。

原作は、直木賞作家・黒川博行の小説「勁草」となります。

クライムサスペンスの作品となり、オレオレ詐欺で大金をだまし取った一味と姉弟が、3億円という大金に対して、大阪府警や元ヤクザ、特殊詐欺グループの名簿屋などと複数の人物が描かれています。

犯罪を描いた作品となりますが、犯罪自体のからくりや組織的な動きがリアルに描かれているのかと思います。

意外とが配役されており、2023年「湯道」「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」と並び、女優業をしているとこに面白みを感じます。

大阪を舞台としているので、飛び交う大阪弁が物語のテンポを良くしているのかと思います。

予告編

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