【日本映画】「still dark(2023)」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】髙橋雄祐/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ユウキは盲目ながらも、とあるレストランでナポリタンを食べ、そこで見習いとして働き出す。

still dark

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髙橋雄祐, 小谷けい, 永田健
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登場人物それぞれのの魅力が良く、挑戦していくことに心動かされていく作品

は、2016年『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で映画デビューをしています。その後、2018年『あいが、そいで、こい』で映画初主演をし、映像制作にも関わっています。

物語は、盲目の主人公が、とあるレストランで食べたナポリタンをきっかけに、コックになる夢を叶えるため、その店で見習いとして働いていくストーリーです。

序盤から、盲目の青年が電車に乗っているところから始まり、Aasuというレストランにたどり着きます。

ユウキ自体は、目が見えないながら、この店で食べたナポリタンに心を奪われ、そのナポリタンを作れるコックを目指してこの店で見習いとして仕事をするようになります。

この店には先輩のアルバイト ケンタがおり、シェフの片腕として料理を作っていることがわかります。

「特別扱いしないし、ダメなやつは辞めてもらうぞ」

研修で1ヶ月後にパスタの試験を受けて合格すれば正式に雇ってもらう約束をします。

主人公が盲目なので、料理は難しいのかもしれませんが、皿洗いや玉ねぎを切ったりなど、必死に努力をします。

店にたどり着くのにも時間がかかるのに、非常に努力をしながら、前向きに仕事をします。主人公 ユウキと仲間のケンタとの関係が心地よく、本作には良い人が多く出てきます。

盲目の主人公というのは、高橋雄祐監督自体が過去に目を怪我したことがあり、危うく失明しかかったことがそのきっかけであり、盲目の立場というところから、その立場での生活が難しいことを描きますが、登場人物に意地悪な人は居ないので、むしろユウキの気持ちがよくわかります。

目は見えないながらも、音や匂いでなんとか他の人と同じように仕事をしようと努力をします。

何度かパスタを作りますが、圧倒的に見た目が悪い結果となり、何度も挑戦をし、最後の試験に挑んでいきます。

そこまで着々と目が見えないながらも努力をしていく姿に、何にか伝わってくるところもあり、本作の魅力はすぐに伝わってきます。

ラストシーンで扉を叩いているところがありますが、扉のデザインでそこがどこなのかわかるのかとは思います。

40分の非常に短い物語ですが、登場人物それぞれのの魅力が良く、挑戦していくことに心動かされていく作品です。

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あいが、そいで、こい

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