作品紹介
【監督】矢崎仁司
【出演】橋本愛/中川大志/山田杏奈/根矢涼香/久保田紗友/平井亜門/吉岡睦雄/
【あらすじ】主人公 早乙女カナコは、男勝りで自意識過剰な大学生。大学の入学式で演劇サークルで脚本家を目指す長津田と出会い、付き合い始める。カナコは就職をし社会人となっていくが、長津田とはすれ違いが起こり始める。
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今回も他の人ではできないような魅力に詰まった作品になっているのかと
矢崎仁司監督は、学生の頃から映画を制作し、1980年『風たちの午後』で監督デビューをしています。1992年『三月のライオン』がベルリン国際映画祭ほか世界各国の映画祭で上映され、評価を得ています。「無伴奏」「三月のライオン」の作品を制作してきた監督です。
橋本愛は、3姉妹の次女として生まれ、一番顔が濃かったという理由で母親がオーディションに応募し、グランプリ受賞の末に芸能界デビューしています。2009年『Seventeen』のミス・セブンティーンに選ばれ、以降映画やドラマに活躍しています。主な作品に「告白」『桐島、部活やめるってよ』、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』などがあります。
中川大志は、小学校4年のときにスカウトされるも、断り、再度同じ人にスカウトされ、芸能界に入る。2009年『わたしが子どもだったころ』で子役デビューをし、2010年『半次郎』で映画デビューをしています。2020年「2020年テレビCM急上昇ランキング」で1位を獲得し、幅広い活躍をしています。
物語は、勝ち気で男勝りの主人公が、大学で出会った男性と付き合って行く10年間の恋愛を描いたストーリーです。
本作は、柚木麻子の2012年の小説「早稲女、女、男」が原作となっています。
普通に恋愛模様を描いた作品でもあり、似たような作品は複数ありますが、やはり主演が橋本愛という点でとても気になる作品です。
柚木麻子の作品は多数あり、数々の賞を受賞している作品もありますが、映画化された作品は、少なく、「伊藤くん A to E(2018)」「私にふさわしいホテル(2024)」に継いで、3作目となります。
とりあえずは、橋本愛はコンスタントに映画やドラマに出演していますが、ここ数作では、「私にふさわしいホテル」「早乙女カナコの場合は」と出演しているため、今回も他の人ではできないような魅力に詰まった作品になっているのかと思われます。