【今週公開の新作映画】「サン・セバスチャンへ、ようこそ(2024)」が気になる。

【監督】
【出演】

【あらすじ】主人公 モート・リフキンは、映画学を教える教授をしながら、売れない作家でもある男性。ある日、有名フランス人映画監督の広報担当に同行してサン・セバスチャン映画祭を訪れる。

ウディ・アレンの映画に対する愛情の込められた作品なのかと

ウディ・アレン監督は、高校時代に新聞や雑誌にギャグを投稿するはがき職人をしていたところ、コメディの才能を見いだされ、放送作家のような仕事をし、1960年頃からは、スタンドアップコメディアンとしても活躍しています。1966年「どうしたんだい、タイガー・リリー?」で映画監督デビューをし、1977年「アニー・ホール」では、アカデミー監督賞と作品賞を受賞しています。ただし、授賞式には出席しておらず、同時間にニューヨークの最高級ホテル「カーライル」内の「マイケルズ・パブ」のレギュラーバンド「Woody Allen and his New Orleans Jazz Band」の一員としてクラリネットと吹いていたとのことです。アカデミー賞には24回ノミネートされており、史上最多の人物になります。

ジーナ・ガーションは、1986年「暴力ハイスクール!/ブラック・コブラ」で映画デビューをし、1996年「バウンド」では、主演を演じ注目されています。高校の同級生に、レニー・クラヴィッツがおり、PV「Agein」に出演しています。

物語は、スペインの有名な国際映画祭「サン・セバスチャン国際映画祭」のために訪問した主人公が、不思議な体験をしていくストーリーです。

ウディ・アレンの監督作品では、数が多いのですが、52作めの監督作品かと思います。2023年には「Coup de chancel」を制作しています。生涯450本の作品を制作した映画監督 小林悟という人もいますが、50本超えの作品を発表している映画監督も珍しいところもあります。

ウディ・アレンの監督作品といえば、本人が出演することも多いですが、今回は、監督に専念しているようです。2024年の時点で88歳という高齢ではありますが、近年でもペースを落とさずに作品を発表しているところはすごいです。

ウディ・アレンの作品は、コメディを基本としながらもしっかりとしたドラマが多いのですが、ウディ・アレン自身の自伝的な作品も多いので、好みは分かれるところはあります。

フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』、クロード・ルルーシュ監督『男と女』、監督『勝手にしやがれ』などの作品を引用していることもあり、ウディ・アレンの映画に対する愛情の込められた作品なのかと思います。

個人的に勝手に思う関連作品

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