【洋画】「ラ・ジュテ〔1962〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【個人的評価】

【あらすじ】第3次世界大戦後、パリは崩壊し、科学者と奴隷に分かれたと世界となっており、そこで、時間旅行の実験をし、過去や未来で物資を調達する事となる。

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SFながらも、表現が難しくないので、すんなりと世界観は理解できます

クリス・マルケル監督は、写真家として活動をしており、1952年「Olympia 52」で長編映画監督デビューをしています。1962年「ラ・ジュテ」で高い評価を得ており、多くの映画に影響を与えています。

物語は、第3次世界大戦後の近未来SFとなっており、主人公の男は、戦争前に目にした空港での強烈な記憶のおかげで、過酷な時間旅行の能力に開眼するが、過去に出会った女性に会ったことで、運命に導かれていくストーリーです。

序盤からモノクロームの静止画で情景が語られます。

本作は、映画でありながら、特殊な演出となっており、すべてモノクロームの静止画で、ナレーションで物語が語られるストーリーとなっています。

モノクロームの静止画で描かれながらも、近未来の話が語られていきます。

SFながらも、表現が難しくないので、すんなりと世界観は理解できます。

なんとなく、ゲームのサウンドノベルを観ている感じでもあります。

本作は、1995年『12モンキーズ』での原案とも言われていますが、監督自身は本作を観ていなかったと発言しています。

なお、『12モンキーズ』の脚本は、テリー・ギリアム監督ではなく、デヴィッド・ピープルズとジャネット・ピープルズによるものとなっています。

29分という時間の映画となりますが、本作のキモは、ストーリーとその演出でもあり、短時間できっちりとまとめられているところに非常に巧みな演出を感じることができます。

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