【洋画】「ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019)」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】

【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ニナとマドレーヌは、良い隣人ながらも愛し合う恋人同士というところがあった。

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(字幕版)

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感情の行き場をどう捉えるかで、本作の印象が変わるような気もします。

・フィリッポ・メネゲッティ監督は、イタリアの映画監督で、2009年『Imago Mortis』で脚本を共同執筆しています。2011年『Undici』で短編映画監督デビューをし、その後、短編映画『La bête』を制作し注目されています。2019年『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』で、2021年セザール賞の新人監督賞を受賞しています。

・物語は、南仏モンペリエを舞台に、最上階の向かい合う部屋に住む隣人同士が仲の良い関係を結んできたが、実は愛し合う恋人同士であった。ある日、相手が倒れたことで、2人の関係が動き始めるストーリーです。

・序盤からフランスの町並みが描かれ、多分、子供の頃の様子が意味深に描かれます。

・それから、現在となり、ニナとマドレーヌの2人の暮らしが描かれますが、中の良い隣人ながら、実は恋人同士であることがわかってきます。

・突然、マドレーヌが倒れてしまったことで、ニナとマドレーヌの関係に暗雲がたちこめてきます。

・ニナの気持ちはわからなくはないのですが、それまでの過程があまり描かれていないので、その愛情の深さがわかりにくいところはあります。

・女性同士の愛情の物語ではありますが、生生しいこともなく、ドラマ性を持ったながれとなっています。

・そのため、ニナとマドレーヌの関係をわかった側から鑑賞しているので、物語の展開はある程度読めるところでもあります。

・フランスを舞台ともしており、風景や建物など、落ち着いた感もある雰囲気で、淡々と物語が進むのでゆったりとした感じもありますが、2人の秘めた想いというところがわかっているので、その点では、なんとなくヒヤヒヤするようなところもあります。

・若干ホラー感もありますが、「女性同士」「高齢者」等の物語でもあり、この感情の行き場をどう捉えるかで、本作の印象が変わるような気もします。

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