【日本映画】「銀平町シネマブルース〔2023〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/日高七海//⿊⽥卓也/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 近藤は青春時代を過ごした銀平町に無一文で戻ってくる。映画館・銀平スカラ座の支配人 梶原と知り合いになり、映画館でアルバイトをすることになる。

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昨今のシネコン慣れしている人にはピンとこないかもしれません

城定秀夫監督は、ピンク映画やオリジナルビデオで助監督を務め、2003年『味見したい人妻たち』で映画監督デビューその後もピンク映画のみならず、多彩な作品を送り出している監督です。

小出恵介は、2003年「偶然にも最悪な少年」で映画デビューをし、2008年「僕の彼女はサイボーグ」では映画初主演をしています。映画や舞台、テレビなど幅広い活動をしている俳優です。

物語は、何もかも失ってしまった男が、昔住んでいた街に戻ってくる。映画館の支配人と知り合い、そこでアルバイトを始めたことで、徐々に何かを取り戻していくストーリーです。

序盤から、公園で2人の男が会話しているシーンから始まります。

そこから、上映している映画についての話になります。

主人公の近藤の友人の木村と話しているうちに、近藤の荷物が盗まれてしまいます。そのことで、無一文となり、公園で過ごすことになりますが、とある女性に呼ばれ、喫茶店に集められた人にとある説明がされます。

「生活保護」、この説明を受け、NPO法人と名乗る女性が、生活保護について集められた人にっ生活保護を斡旋します。

たまたまそこにいた映画館の館主がおり、寝泊まりの面倒を見てくれることになります。

ここまでが序盤の展開であり、主人公を中心に描かれるストーリーなので、わかりやすい展開となります。

ロケ地は、埼玉県川越にある川越スカラ座であり、現在でも映画を上映している映画館です。

主人公は、映画制作者ということであり、スカラ座で働きながら、映画を制作することに物語がシフトしていきます。

昭和感のある映画館で映画を観たことがある人には、この環境は結構理解されるのかと思いますが、昨今のシネコン慣れしている人にはピンとこないかもしれません。

多くの登場人物が出てきますが、主人公の近藤があくまでも物語の中心にいるので、内容を理解づらいことはないと思います。

やはり昔懐かしい映画館を通じたストーリーではあるので、ノスタルジーを踏まえて観る映画化と思います。

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