【洋画】「ムーンショット〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ウォルトは、火星行きへのチケット手に入れるために36回も応募しているが、一向に当選しないしがない青年。ある日偶然出会ったソフィーに出会い、彼女の乗船に紛れてシャトルに乗り込む。

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軽い流れからのテキトーさ加減は、サラッと流して観る分にはストレスにはならない気もします

クリストファー・ヴィンテルバウアー監督は、アメリカの映画監督で、多くの短編作品手掛け、2022年「Moonshot」で長編映画監督を務めています。

コール・スプラウスは、生後8ヶ月から子役として活躍をしています。1999年「ビッグ・ダディ 」で映画初出演初主演をし、その後、テレビや映画など幅広く活躍をしています。

物語は、火星に旅立ちたい主人公がひょんなことから出会った女性と出会い、彼女が火星に行くことをきっかけに、シャトルに密航し、火星に向かうストーリーです。

序盤から、主人公のウォルトが宇宙に旅立ちたいということで、その応募動画の撮影状態が描かれます。

それから、2049年の地球にいるウォルトが大学内のカフェで仕事をしているシーンになります。

普通にチケットを買うと97万ドルということなので、1億3000万円近くもかかるので、当然、かんたんに宇宙へ行けないことはわかります。

シャトルに密航する流れとなりますが、この時点の演出で、本作の大体の流れはわかると思いますが、本作はコメディであり、SFを描いた作品ではないです。

当然、展開的にはありえないところやSF考証はさほど重要ではないので、設定はグズグズです。

ハンダゴテを使ってコンピュータを治す点も結構グズグズです。

35日で火星に到着するということで、その期間をソフィーと同室で過ごします。

しかし、主人公の行動の無軌道さがどうも馴染めないまま物語が中盤まですすみます。感情移入しづらい主人公像というところで、物語にちょっと興味を持ちづらいところもあります。

エアダクトを通るときのダクトも、さすがにしっかりとした作りにしている不自然さもありますが、本作は創作の映画です。

火星についてからの展開も用意されているわけですが、ここからの展開はちょっと想像を超えてきます。

「イライラするわ」

あえて言ってしまうとこれが最後のセリフですが、主人公の行動はイライラするのは間違いないです。

でも、この軽い流れからのテキトーさ加減は、サラッと流して観る分にはストレスにはならない気もします。

ちなみに題名の「MOONSHOT」とは、壮大な計画や試みという意味合いがあり、必ずしも「月」に関しているわけではありません。

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