【洋画】「燃ゆる女の肖像〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 マリアンヌは画家として過ごしている女性。ブルターニュの貴婦人より娘エロイーズのお見合い用の肖像画の依頼を受ける。結婚に前向きではないエロイーズの肖像画を完成させるが・・・。

登場人物も限定されているので、理解しやすい作品ではありますが、多少メリハリが薄いので睡魔との戦いになるような作品

・セリーヌ・シアマ監督は、イタリアの監督で、2007年「水の中のつぼみ」で長編映画監督デビューしており、第60回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品しています。2011年『トムボーイ』も高い評価を得ており、2019年「燃ゆる女の肖像 」では、カンヌ国際映画祭脚本賞・クィア・パルム賞受賞をしています。

・ノエミ・メルランは、フランスの俳優で、2008年「Death in Love」で俳優デビューをしており、テレビや映画で活躍しています。

・物語は、18世紀のフランスを舞台に、肖像画を描く女性画家と望まぬ結婚を控える女性との関係を描いたストーリーです。

・序盤より、孤島で生活をしている貴族の家へと向かい、そこで肖像画を描くことを依頼されるところから、物語が始まります。

・女性同士の感情の揺れ動きを描いた作品で、あまり言葉は出てこない印象です。

・長回しのカットも多く、特に終盤のエロイーズの長回しにはちょっと驚きを感じます。

・本作の題名でもある、「燃ゆる女」というところは、焚火のついたシーンが中盤であり、このときの意味合いは終盤へ向けての布石なのかと思います。

・映像はやはり18世紀のフランスと言うところで、落ち着いた印象があり、雰囲気をしっかりと出せています。

・「どうなったら完成?」

・肖像画が完成してからも色々とトリックがあり、1枚の絵の中に込められたメッセージも実は存在していることもわかります。

・そこからのラストシーンでの長回しでは、本作におけるメッセージでもあり、観ている側に答えは委ねられるところとなります。

・登場人物も限定されているので、理解しやすい作品ではありますが、多少メリハリが薄いので睡魔との戦いになるような作品です。

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