展開がわかっているのに、何度見ても心揺さぶられる物語がある。人にはそれぞれ感性が異なるのに、多くの人の心を掴んで離さないストーリーがある。些細な表現なのに特別な意味に捉えてしまえる演出がある。そんな素晴らしいことが映画では起こってしまう。そんな5作品の紹介。

【テレビ】「昨夜のカレー、明日のパン〔2014〕」

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【脚本】
【出演】
【個人的評価】

【ポイント】全7回できれいにまとめられている物語。登場人物の個性と、木皿泉の秀逸な脚本がこの作品の究極に感動させる要素がある。名曲「M」をエンディング曲としているところも、歌詞と物語のシンクロがピタリと当てはまり、さらにもう一歩心の奥底に踏み込んでくる感動作です。

【マンガ・アニメ】「時をかける少女 〔2006〕」

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【監督】
【原作】筒井康隆
【出演】仲里依紗/石田卓也/板倉光隆/原沙知絵
【個人的評価】

【ポイント】高校生の夏休み。そしてアニメならではの演出。仲里依紗の声は、個人的にとてもツボでもあります。挿入曲「変わらないもの(奥華子)」の演出には、寂しさもありながらも、前向きさがある演出でもあります。

【マンガ・アニメ】「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか〔1984〕」

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【監督】石黒昇/河森正治
【声の出演】/土井美加
【個人的評価】

【ポイント】アイドルとメカというアニメファンにド直球なテーマでありながらも、1984年の時点での最高峰の
作画が素晴らしく、TVアニメの再構築にも関わらず、ラストの盛り上がりまでの秀逸さはアニメ史に残る名作です。

【映画】「ルパン三世 カリオストロの城〔1979〕」

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【監督】
【原作】
【声の出演】/増山江威子/
【個人的評価】★★★★★

【ポイント】宮崎駿監督がルパン三世を題材に感動する物語作り上げた傑作。TVシリーズともコミックとも違うルパン三世の人物像は、よく練り込まれた物語となっています。アクションアニメとしての動きも秀逸過ぎで、何度見ても新しい発見のある名作です。

【映画】「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?〔1993〕」

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【監督】
【出演】/奥菜恵
【個人的評価】★★★★★

【ポイント】もともとは、TVドラマだった作品を1本の映画として完成させた作品。岩井美学とも言われる映像美もTVドラマでは考えられない彩りで、ラストのなずなのセリフには、ものすごく平凡な言葉ながら、その真意を知ったときに胸を撃たれることは間違いない傑作です。

クロカヨウジ

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