【洋画】「蜘蛛の巣を払う女〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】雑誌「ミレニアム」のジャーナリスト ミカエルと天才な女性ハッカー リスペットが主人公の物語。冬のストックホルムが舞台。人工知能研究のバルデル博士から、彼の開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家保安局から取り戻すことを依頼される。非常にたやすいことながらも、これには巧妙な罠があった。

蜘蛛の巣を払う女(字幕/吹替)

一気に見られるサスペンス・アクションとして個人的には高評価な映画

・ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの第4作目の映画化。

・前作は、監督の「ドラゴンタトゥの女」で、こちらは原作シリーズの第1作目。

・原作の映画化には非常にややこしいですが、ハリウッド版では、2作目。

・なお、スウェーデンではミレニアムの1~3が映画化されています。

・第1部「ドラゴン・タトゥーの女」第2部「火と戯れる女」第3部「眠れる女と狂卓の騎士」第4部「蜘蛛の巣を払う女」となっておいます。

・原作者は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンで、2004年に心筋梗塞で死去しています。

・本来は5部までの構想があったのですが、3部までしか完成していませんでした。

・本作は、原作者の意思を継いで、ダヴィド・ラーゲルクランツが2015年に刊行された内容です。

・さて、本編ですが、過去の作品と比べ、スタッフや役者はかなり入れ替わっています。なお、デビット・フィンチャー監督は、本作で制作総指揮に関わっています。

・前作と比べ、ミカエルよりも、リスペットに重きが置かれており、ハッキング能力を存分に生かした展開は、面白いです。

・もともと、原作では、小柄で多数のピアスをした人物となっており、この点については概ね踏襲されています。

・序盤から、双子の話が出てきており、リスペットの出生の秘密を絡めた物語となっています。

・小柄でハッカー能力を発揮して、展開する点は非常に面白く、通信機器をハッキングして、様々な手法で窮地を脱するところは、とてもおもしろいです。

・反面、アクション要素が増えており、原作ファンからは不評な点もありますが、ハリウッド版であるということを考慮すれば、まあ許容できる範囲かとも思います。

・前作と比べ、やはり演出のスタイリッシュさには欠けますが、中盤以降のスパイ映画感となっていくところは、個人的には嫌いではないです。

・本作以降でシリーズ化も検討しているようですが、題名で「ミレニアム」シリーズとわかりにくい点とポスターイメージがちょっと弱いのが残念です。

・中盤でリスペットが捉えられて、空気を抜く袋に入れられて真空パックになるところにはちょっと怖さもあります。こういう手法を見せられるのもこのシリーズの特長かもしれません。

・一気に見られるサスペンス・アクションとして個人的には高評価な映画ではあります。


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