【今週配信の新作映画】『余命一年、男をかう』2026年11月5日配信情報と私感

作品紹介

【監督】風間太樹
【脚本】岡田惠和
【原作】吉川トリコ『余命一年、男をかう』(講談社文庫)
【出演】柴咲コウ/赤楚衛二/筒井道隆/西田尚美/濱田マリ/鳴海唯/森口瑤子/宮世琉弥/尾碕真花/近藤公園

【あらすじ】主人公 片倉唯は、節約を趣味として生きてきた40歳独身。ある日、無料のがん検診で余命一年を宣告される。これまで堅実に生きてきた唯だったが、「もう節約する必要はない」と考えるようになり、偶然出会ったピンク髪のホスト・瀬名を72万円で買うことにする。

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あまりにも生々しい感じだと興ざめするところもあるので

風間太樹監督は、 映画監督の根岸吉太郎、前田哲に映画を学び、初監督の短編映画「Halcyon days」が山形国際ムービーフェスティバル2013で観客賞、武林未来賞を受賞します。その後、CM制作等に携わり、2017年映画「帝一の國」スピンオフ ドラマ『帝一の國~学生街の喫茶店~』で商業映画デビューをしています。2019年「チア男子!!」で、長編映画初監督となります。

柴咲コウは、14歳のときにスカウトされるもすぐには芸能界入をせず、16歳で芸能活動を始めます。芸名は、かわかみじゅんこの漫画 『GOLDEN DELICIOUS APPLE SHERBET』の登場人物「柴崎 紅」に由来しています。2000年「東京ゴミ女」で映画デビューをし、同年「バトル・ロワイアル」で注目されます。2001年「GO」の好演もあり、その後、テレビや映画で活躍をしています。歌手や実業家としての側面もあり、多彩な才能で活躍しています。

赤楚衛二は、10代の頃からモデルとして赤楚衛名義で活動し、2015年より赤楚衛二として俳優活動をしています。『仮面ライダービルド』『仮面ライダーアマゾンズ』の2作品に出演しています。2019年には『ねぇ先生、知らないの?』で初主演をし、2022年『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で単独初主演をしています。テレビや映画で活躍しており、今後に期待できる俳優です。

物語は、節約を趣味としてきた主人公が、余命宣告されたことで、節約を辞め、ホストを買うことにするストーリーです。

余命を題材にした作品は数多くありますが、本作で面白いのは、主人公が余命宣告を受けたことで悲観的になるのではなく、むしろ解放感を覚えるというところで、恋愛や結婚にもコストパフォーマンスを求め、老後のために節約を続けてきた唯にとって、残された時間は、それまでの価値観を大きく変えるきっかけになります。

普通に考えれば、余命一年の女性とホストという組み合わせは、なかなか想像しにくいものがありますが、72万円で男性を買うという設定が面白いところです。

本作の原作は、第28回島清恋愛文学賞を受賞した吉川トリコの小説で、脚本を担当する岡田惠和は、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』や『余命10年』など、人間の感情や生き方に関わる作品を手掛けてきた脚本家です。

余命ものとして涙を誘うだけでなく、ユーモアや恋愛要素を交えながら、人生の楽しみ方や人とのつながりを描く作品として期待したいところです。

柴咲コウ自体も、年齢が40代半ばではあるので、かなりリアルな感じもしますが、あまりにも生々しい感じだと興ざめするところもあるので、あくまでも創作の物語であることを描いてくれると良いです。

予告編

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