作品紹介
【監督】小泉徳宏
【出演】寺尾聰/松坂桃李/佐藤栞里/副島淳/大島美幸/齋藤飛鳥/ディーン・フジオカ/亮一/
【あらすじ】主人公 間宮哲太は、かつてミュージシャンの夢があったが、息子 雄太のために諦めた父親。横須賀で楽器店を営みながら、暮らしていたが、アルツハイマー型認知症となってしまう。
公式サイト
真面目な感動作と思います。
小泉徳宏監督は、幼少期を海外で過ごし、高校在学中に映画製作に興味を持ち、自主映画を制作し始めます。2006年「タイヨウのうた」で長編映画デビューをし、様々な映像メディアで活躍しています。
寺尾聰は、フォークグループ「ザ・サベージ」を結成し活躍します。1968年にグループは解散しますが、同年には映画『黒部の太陽』で俳優デビューしています。その後、「雨あがる」では、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、のちの「半落ち」でも同賞を受賞をしています。なお、同賞の複数回受賞者は、前例がありません。
松坂桃李は、2008年にオーディションでグランプリを受賞し、『FINEBOYS』専属モデルで芸能活動、その後、2009年『侍戦隊シンケンジャー』でテレビドラマ初主演をし、多数のテレビや映画に出演しています。
物語は、息子のために夢を諦めた父親が、楽器店を営み、暮らしていたが、アルツハイマー型認知症となってしまいながらも、息子は父親との絆を結んでいくストーリーです。
本作は、アルツハイマー型認知症と生活を暮らした父と息子の家族の物語で、実話となります。
イギリスの作家 サイモン・マクダーモットの小説であり、日本の小説ではありませんが、日本用にアレンジされていると思います。
横須賀を舞台に父親と息子の物語でもあり、音楽を中心に物語が綴られると思われます。
寺尾聰と松坂桃李の組み合わせがある意味新鮮でもあり、真面目な感動作と思います。