【今週公開の新作映画】「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning(2025)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【脚本】榎戸洋司/
【声の出演】黒沢ともよ/石川由依/土屋神葉/

【あらすじ】主人公 アマテ・ユズリハは、スペースコロニーに住む女子高生。戦争難民のニャアンと出会い、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に出場していくことになる。

公式サイト

ガンダムの物語としてのパラレルワールドは、過去にはなかったところもあり

鶴巻和哉監督は、1985年頃から原画マンとしてアニメ作品を制作し、『ふしぎの海のナディア』でガイナックス作品に参加、以降、『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督と担当しています。1994年「新・トップをねらえ!科学講座」で初監督をし、以降、「フリクリ」「トップをねらえ2!」などの監督もしています。

庵野秀明は、幼い頃よりアニメや特撮に興味を持ち高校生では美術部長を務め圧倒的な画力があったそうです。大阪芸術大学映像計画学科でアニメの世界に触れ、自主制作映画を作っています。そのスタッフは後にガイナックスの主要メンバーとなっています。様々な劇場アニメの作画に携わり、『風の谷のナウシカ』の巨神兵のシーンの担当をしています。1988年『トップをねらえ!』で商業映画初監督をし、1997年には「新世紀エヴァンゲリオン」で社会現象にもなる作品を作り出しています。実写作品も制作しており、非常にこだわりの高い監督です。

物語は、スペースコロニーに住む女子高生の主人公が、非合法なモビルスーツ決闘競技の「クランバトル」に参加し、最新の「GQuuuuuuX」に乗り、戦っていくストーリーです。

主題歌は、『Plazma』となっています。

予告編の音楽がちょっとおしゃれな感じであり、なんとなく、感も感じます。

本作は、テレビアニメの放送の前に劇場先行上映をする作品でもあり、物語自体は完結しません。とはいえ、なんらかの方法でテレビアニメを観たいと思わせる流れとなっていると思われるので、本作を観たあとにTVアニメが待ち遠しくなるのは明らかなのかもしれません。

TVアニメの放映日は現在未定ですが、4月からの放送なんじゃないかなぁと思います。

日本テレビ系列での放送が決まっていますが、今回の映画は序盤のシーンを先行して数話分を上映する流れとなっています。

中心人物は、3人いますが、いずれも印象的には若いところがあり、絵柄的にも若者にアピールするような感じもあります。一部、大人も出てきますが、いずれもキャラクター的にはちょっと意味深に感じます。

作品自体が、ファーストガンダムのパラレルワールドとしての物語とも見られており、1年戦争でジオンが勝った場合の世界を描いているような予想もあります。思えば、予告の内容からも、ジオンが勝利した世界と見ると意外とすんなり予告が観られます。

ガンダムの物語としてのパラレルワールドは、過去にはなかったところもあり、かなり興味の湧く作品でもあります。

予告編

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