【今週公開の新作映画】「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】/鈴木聖奈/

【あらすじ】主人公 熊沢二郎は税務署に勤める公務員。ある日、天才詐欺師 氷室マコトにより大金をだまし取られる。そのことで、氷室は熊沢に権力者を詐欺にはめて大金をせしめることを提案する。

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クライム・サスペンスっぽい感じもしますが、それだけではとどまらないような印象

上田慎一郎監督は、中学時代からハンディカムで自主映画を撮り始め、2009年自主映画団体「STUDIOMAYS」に参加し、映画を作成し始めます。数々の作品を手掛けた後、2017年『カメラを止めるな!』で劇場用長編映画デビューをし、低予算映画ながら莫大な興行収入の記録となります。

内野聖陽は、俳優として活動し、1996年NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」で注目されます。1996年「午後の遺言状」「(ハル)」をはじめ、多くの映画作品に出演しています。TV、映画、舞台と非常に高い演技力のある俳優です。

岡田将生は、中学2年のときに原宿でスカウトされ、一旦は断るも、のちに芸能事務所に所属し、デビューしています。その後、2007年「アヒルと鴨のコインロッカー」で 映画デビューをし、着々とキャリアを重ねています。2014年には、演出による舞台にも出演し、幅広い活動をしています。

物語は、大金をだまし取られた主人公が、その詐欺師と結託をし、権力者からさらに大金をせしめる詐欺をしていくストーリーです。

本作は、2016年「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」という韓国ドラマを原作とした作品です。

上田慎一郎監督は「カメラを止めるな!」で有名ですが、その後も野心的でトリッキーな作品を制作しており、今回もヒトクセある作品を用意しているのかと思います。

詐欺師が真面目な税務署員とともに詐欺を計画して、脱税王から大金を奪い取っていく展開でもあり、クライム・サスペンスっぽい感じもしますが、それだけではとどまらないような印象があります。

Leminoオリジナルドラマ『アングリースクワッド EPISODE ZERO』が配信されており、これは本作の前日譚というところでもあるので、合わせて鑑賞できると良いかもしれません。

予告編

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