【洋画】「バハールの涙〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/エマニュエル・ベルコ
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 バハールは、クルド人の女性弁護士。イラクのクルド人自治区内にある故郷の町でIS(イスラミックステート)の襲撃で、夫を殺されと子供を戦闘要員として、自身は性奴隷として売り飛ばされる。命からがら逃げ出し、息子を取り戻すために戦いを始める。

バハールの涙 (字幕/吹替)

主人公 バハールの悲劇と再生を描くことで、物語としての感動を導き出しています

・エヴァ・ユッソン監督は、フランスの映画監督で、「青い欲動」に継いで、2作目の監督作品となります。

・主演のゴルシフテ・ファラハニは、14歳のときに映画主演デビューをし、以降、さまざまな映画に出演しています。2013年には世界で最も美しい顔100人の77位に初ランクインしています。

・物語は、ISに家族を奪われてしまったクルド人女性のストーリーです。

・多少脚色があるとは思われますが、やはり想像どおりのISイメージが押し出されており、アメリカのプロバガンダな印象を受けます。

・実際のISはここまで非人道的ではなく、主義と主張に基づいた行動をしている組織ではあります。

・ただし、そういう要素よりも、主人公 バハールの悲劇と再生を描くことで、物語としての感動を導き出しています。

・感動できる内容を用意するために、脚色をしているわけで、事実とは多少異なりますが、プロバガンダな作品として見えてしまうところは、この映画の残念なところにはなります。

バハールの涙 (字幕版)

 

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