【洋画】「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。ファーストオーダーの勢力が増していく中、カイロレンは、スノークの亡き後、最高指導者として銀河を支配していく。伝説のジェダイ ルーク・スカイウォーカーの意思を受け継いだ レイは、レイアの元で、フォースの修行を受ける。しかしシスの勢力はさらに強大な力を呼び起こしていく・・・。

可能であれば、ぜひとも大きなスクリーンと音響で観ていただきたい作品

J・J・エイブラムス監督は、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を監督しており、本作で、再度監督をしています。

過去に複数の作品を監督した人は、「」しかおらず、それだけにしっかりとスターウォーズを理解した監督であると言えます。

キャリー・フィッシャーは、スター・ウォーズ エピソード4でレイア姫として登場しており、以降レイア姫を演じ続けてきています。

2016年にロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心臓発作を起こし、他界しています。本作では、残された未公開映像を用いて出演をしています。なお、検死の結果としては、大量のアルコールとコカインやMDMAといった薬物が検出されています。

デイジー・リドリーは、イギリス出身の俳優で、2013年にデビューおり、後に本3部作の主人公として抜擢されています。

物語は、前作に引き続いての内容ですが、スター・ウォーズのパターンとして、続編との間はかなりの期間が空いているという設定が多く、本作でも、前作から1年間の時間が経っているところになります。

また、本作では、1977年のシリーズの開始から、42年の時間を経て完結となった作品です。

なお、本三部作のレイについては個人的に好きなキャラクターであり、シリーズの初の女性主人公ながらも、凛とした佇まいと、子供のようでもあり、しっかりと芯のあるところでもあり、女性を意識させないようで、やはり女性であるという雰囲気を持つ魅力があると思います。

冒頭からは、しばらくセリフなしという流れでもありながら何をしているのかはしっかりわかります。

そこからレイの修行となりますが、彼女の強さや能力というところについてはやはり未知数です。それは、対する相手やその能力を発揮させるところが少ないからなのかもしれません。

フォースで傷を癒やすという新しい使い方も出てきていますが、こういう要素をもたせておくのはよいのかもしれません。必ずしも戦うためだけに使うフォースと言うのはあまり理知的なところにはなりませんし・・・。

ちょっと気になったのはジェダイになってからは、ルークもアナキンもブラスターは使っていなかったように思うのですが、この時点でのレイはブラスターは使っています。

レイのフォースの能力の飛躍的な力のつけ方はちょっと驚きでもありますが、さらに力を出すと「こうなる」といったところには驚きではありました。

短剣を取り返しに行ったときのレイとカイロ・レンの対決はなかなか表現が面白く、前作の影響をちょっと引き継いでいるのかと思います。個人的にはこの演出は結局好きです。

その以降はかなり感動というか、涙するといったほうが良いシーンがいくつかあります。

C-3POのメモリを組み替えるところやレイアのシーンには、この長いシリーズが終焉してしまうこともあり、ファンには涙してしまってもおかしくはありません。

同時にこれらのシーンにかかる曲も見事であり、今回の作品では、ジョン・ウィリアムズの音楽の効果が今までの作品以上に印象的に使われているようにも思います。

中盤でのとある惑星でのレイとカイロレンの戦いも背景にある波が非常に凄まじく、その前のシーンでもその波を船で乗り越えるシーンがあり、圧巻です。このシーンは個人的にとても気に入っています。

また、レイが赤いライトセイバーをもつシーンも出てきますがこちらのシーンはカッコよいです。これもまた好きなところであり、この仕組みのライトセーバーも新しいところではあります。

レイとカイロレンの戦いの戦い後のシーンでも物語をしっかりと盛り上げてくれるところがあります。

その後ルークのいた島でレイは、恐れに立ち向かうように教えられますが、こちらも感動しない要素はなく、盛り上げてくれています。

終盤については説明は書きません。42年間のシリーズの結末とともに、9作品におよんだ壮大なスペース・オペラの幕引きを見届けてください。

様々なレビューで賛否の声があるようですが、個人的には「締めくくってくれたこと」にまずは感謝であり、良し悪しではなく、しっかりと王道を貫いてくれたところはあると思います。

ただし、シスの玉座については流石に「なんだかなぁ」と思うところはあります。

このあともスターウォーズは関連作品が作られるそうですが、J・J・エイブラムス監督はスター・ウォーズのことを非常によく理解してくれていると思い、過去のファンと新規ファンの両方を満足させる作品を作れる監督かと思います。

また、今回の三部作では、過去のエピソード4・5・6を踏襲しているところもあり、色々と破綻したエピソード8に軌道修正をした形で、エピソード9は、エピソード5・6の要素をかねそなえている内容となっていようにも思えます。

更に、今回は、エピソード3の要素も含ませているところポイントで、ムスタファーでの戦いを彷彿させるようなところの組み込み方も見事だったように思います。

多数小ネタも盛り込まれており、ファンには楽しめる内容かもしれません。

とある惑星「42年に一度開催される祭」があリますが、これは、スター・ウォーズの公開開始からの年数に合わせています。

D-0の声を演じているのは、 J・J・エイブラムス監督になります。

終盤、チューバッカに渡されたものはルークやハン・ソロがもらったメダルです。映画内ではチューバッカはもらっていなかったわけです。

反乱同盟軍のパイロット ウェッジは、最終決戦で再登場しています。彼も多くのスターウォーズ作品で同一人物出ている貴重な人です。

作曲を行っているジョン・ウィリアムズがカメオ出演しているそうです。

まずは、壮大なシリーズの完結を、王道の展開としてまとめ上げているところには、不満のないところだと思います。

欠点も多々ありますが、それはファン自身が心にしまっておくことが作品に対しての礼儀でもあり、世界的に公開されている作品という点では、この作品が正史であります。そういう意味も含めての★★★★★の作品であります。

可能であれば、ぜひとも大きなスクリーンと音響で観ていただきたい作品です。

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