【洋画】「オーヴァーロード〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/ジョン・マガロ/イアン・デ・カーステッカー/
【個人的評価】

【あらすじ】第二次世界大戦下の1944年6月、ノルマンディ上陸作戦直後のフランスが舞台。ナチス占領下のフランスに重要な任務を任されたアメリカ軍兵士が落下傘部隊として降下します。

オーヴァーロード(字幕版)

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ジョバァン・アデポ, ワイアット・ラッセル, ピルー・アス, マティルド・オリビエ, ジョン・マガロ, イアン・デ・カーステッカー, ドミニク・アップルホワイト, ジャイコブ・アンダーソン
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アクション映画を何も考えずに楽しむ精神でイッキ観することをオススメする力業映画

・監督のジュリアス・エイブリーはオーストラリアの脚本家兼映画監督で、「ガンズ&ゴールド」を制作しており、本作は長編2作目となります。

・プロデューサーは、となっており、「スターウォーズ」「ミッションインポッシブル」など、話題作を多数手掛けています。また、監督としても活躍しており、「スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」の監督をしています。

・ジョバン・アデポは、イギリス系アメリカ人の俳優で、TVドラマ等で活躍後、本作は長編映画3作目にして主演を演じています。

・物語は、第二次世界大戦中の内容となり、その作戦の背後には恐るべき計画があったというストーリーです。

・序盤から交戦中の地上に落下傘部隊として降下するシーンから始まります。

・夜間の降下でありながら、敵の砲撃もあり、続々と友軍機が撃墜されていきます。

・その最中に、落下することとなり、かなりダイナミックな映像で序盤からのツカミは高いです。

・地上に到着後も、地上部隊の戦いとなり、壮絶な戦闘シーンで見応えがあります。

・アクション要素でゴリゴリと推してくる演出は監督の手腕とプロデューサーのエンタテイメント性がうまく連携した結果となっていると思います。

・そんな中、中盤から徐々に本作のテーマが変わってくるところがあります。

・ナチスの実験として行われていた恐るべき計画がが明らかとなり、この事実に戦争アクション映画の要素を逸脱し始めます。

・このぶっ飛び方がまさにJ・Jならではのサービス精神とも言え、ただの戦争映画にとどまらない破綻っぷりが魅力です。

・破綻っぷりについては、もともと史実からフィクションに変わってくるところで、妙な説得力もあり、トンデモ展開ながらもツッコミどころを無視して突っ走るかのように、ザクザクと畳み掛けてくるところはさすがです。

・とは言え、やはりB級臭さもあるわけで、その部分は、いかにツッコミどころをスルーしながら楽しめるかにかかってきます。

・もともと、「ツッコミどころ上等」の精神で作られているところでもあるので、理屈で考えるよりも、この映画の世界観の流れにうまく乗りながら楽しむのが本作の醍醐味です。

・ラストの爆破シーンの撮影もかなり衝撃的でもあり、アクション映画を何も考えずに楽しむ精神でイッキ観することをオススメする力業映画です。

https://www.youtube.com/watch?v=TaSDc13sqcA

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