【今週公開の新作映画】「ちょっと思い出しただけ〔2022〕」が気になる。

【監督】松居
【出演】池松壮亮/伊藤沙莉//渋川清彦//篠原篤/安斉かれん//成田凌/市川実和子/

【あらすじ】主人公 照生は怪我でダンサーを諦めた青年。タクシードライバーの葉との6年間の恋愛を、7月26日の1日として描く。

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特報と90秒の予告編とLong Versionを掲載しますが、どれもとても良い予告編

・松居大悟監督は、過去に「アズミ・ハルコは行方不明」をはじめ数作の映画を監督していますが、個人的には、「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の作風に興味を持ち、以降作品を見続けています。

・池松壮亮は、「ラストサムライ」での出演から、子役として活躍し、現在では多数の作品で印象的な演技で定評のある役者です。

・伊藤沙莉は、2003年『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』で芸能界デビューをし、話題となっています。2006年「イヌゴエ 幸せの肉球」で映画デビューをし、脇役から主演まで器用にこなす俳優です。ハスキーボイスが特長で、アニメの声優やナレーションもこなしています。

・本作は、第34回東京国際映画祭で観客賞を受賞しています。

・主題歌は、クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」となっています。

・物語は、ダンサーの道を諦めた青年とタクシードライバーの女性との恋愛を描いたストーリーです。

監督作品の1991年「ナイト・オン・ザ・プラネット」から着想を得て制作されたオリジナルストーリーです。

・「ナイト・オン・ザ・プラネット」は、5つの都市の同時刻で起こるタクシードライバーとその乗客との間でおこる物語をオムニバスのように描いた作品です。

・ジム・ジャームッシュ監督作品の1989年「ミステリー・トレイン」をブラッシュアップして制作したような印象がある「ナイト・オン・ザ・プラネット」という映画であり、個人的には、「ミステリー・トレイン」のほうが好みです。

・なお、「ナイト・オン・ザ・プラネット」では、トム・ウェイツが音楽を手掛けており、「ちょっと思い出しただけ」では、クリープハイプが音楽を手掛けている対比も面白いです。

・本作は、松居大悟監督が脚本を手掛けており、初のオリジナルラブストーリーとなっています。

・過去の恋愛を1日という時間中で思い出したというような構成の作品のように思われ、予告編だけでもグッとくるような印象があります。

・伊藤沙莉と池松壮亮という2人の恋愛を描いているのですが、伊藤沙莉は、絶妙な雰囲気と可愛らしさがあるので、個人的にこの配役には意外性を持ちつつも、とても興味があります。

・伊藤沙莉のハスキーボイスは、とんでもない魅力とも思えます。

・特報と90秒の予告編とLong Versionを掲載しますが、どれもとても良い予告編です。

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