【洋画】「エイリアン ロムルス(2024)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】フェデ・アルバレス
【出演】ケイリー・スピーニー/デヴィッド・ジョンソン/アーチー・ルノー/イザベラ・メルセード/スパイク・ファーン/アイリーン・ウー/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 レイン・キャラダインは、元恋人の誘いで仲間6人と宇宙ステーションからはるか彼方の惑星に逃げ出そうとするが、その宇宙ステーション「ロムルス」には、とある生命体がいた。

監督:Fede Alvarez, プロデュース:Ridley Scott, プロデュース:Michael Pruss, プロデュース:Walter Hill, Writer:Fede Alvarez, Writer:Rodo Sayagues, 出演:Cailee Spaeny, 出演:David Jonsson, 出演:Archie Renaux
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「プロメテウス」「エイリアン: コヴェナント」の設定も盛り込まれているようで

フェデ・アルバレス監督は、2013年「死霊のはらわた」のリメイクで監督デビューを市、その、2016年『ドント・ブリーズ』、2018年「蜘蛛の巣を払う女」で注目をされています。2024年「エイリアン:ロムルス」を監督しており、エイリアンのスピンオフ作品を制作しています。

ケイリー・スピーニーは、2018年『パシフィック・リム: アップライジング』のヒロインに抜擢され、映画デビューをしています。その後、テレビや映画に活躍している女優です。

エイリアンは、「エイリアン」「エイリアン2」「エイリアン3」「エイリアン4」までがメインの物語であり、2012年以降の「プロメテウス」「エイリアン: コヴェナント」は、「エイリアン」よりも前の時代の物語となっています。エイリアン1作目の印象を引き継いだ作品となっており、宇宙船内におけるエイリアンとの遭遇が物語となっています。

物語は、劣悪な環境の惑星で労働者として暮らしている主人公が、仲間の誘いで、惑星を抜け出し、宇宙ステーション ロムルスに忍び込むが、そこには休眠状態のビッグチャップがというストーリーです。

序盤から、とある惑星で過酷な労働を強いられているレインらが描かれ、劣悪な労働状況から逃れるために他の惑星に移住を考えますが、労働期間が延長となり、移住が難しくなります。

そこから、元恋人からとある計画を持ちかけられ、仲間6人で放置された宇宙貨物船「コーベランIV」に乗り込み、逃亡をします。しかし、宇宙研究施設「ルネサンス」への到着の時点で、ジャクソン星の衛星環と衝突してしまう事がわかります。

ロムルスには研究施設があり、そこにとある物があり、エイリアンとの遭遇のきっかけとなっていきます。

1作目のビックチャップが登場しており、1作目で宇宙に放り出されたその後の姿も出てくるので、エイリアンの時間軸や関係性は、エイリアン1とエイリアン2の間の物語の設定となっています。

他にも初代エイリアンのキャラクターや設定が出てきており、アンドロイドのアッシュと同等のルークというアンドロイドが登場もします。このあたりの設定はエイリアン1をかなり彷彿させるところでもあり、エイリアンのファンには喜ばしいところですが、できれば、「エイリアン コヴェナント」の続きのほうが観たい気もします。

「フェイスハガーには目がない」

いままであまり説明がなかったのですが、フェイスハガー自体の設定やエイリアン自体の脱皮から繭になっているところも今までにはあまり見なかった設定も出てきます。

エイリアンシリーズは確かにエイリアンのキャラクターが強烈ではあるのですが、安易にホラー感を出すよりも、あまり姿を見せずに恐怖を描いていくのが良く、普通のホラー作品とは異なるところは、本作の魅力でもあります。本作ではどちらかといえば、アクションホラー感があり、見えそうで見えないという恐怖感は薄いです。

全体的に、エイリアン1とエイリアン2の要素をあわせたようなストーリー構成でもあり、ロムルスの中での設定でほぼ物語が展開するので密閉空間での恐怖という点では、非常に緊迫感はあります。

終盤のなかなかヤバい展開でもあり、エイリアンシリーズは、終盤の展開のみ衝撃的なところも毎回のお家芸となっている感じもします。

過去のエイリアンをしっかりと踏襲しているところもありますが、やはりH・R・ギーガーのデザインしたエイリアンが衝撃的でもあり、毎回のシリーズでは、エイリアン1とエイリアン2の間の物語ではありますが、オフスプリングの設定が多少突飛でもあり、この点については、あまり納得はできないです。

今までのエイリアンシリーズのまとめ感のある作品でもあり、設定的にも過去の作品のアレンジの点も多く、エイリアンな映画になっていますが、できれば、エイリアンシリーズの先の物語がみたかった気もします。

予告編

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