作品紹介
【監督】スコット・デリクソン
【出演】マイルズ・テラー／アニャ・テイラー＝ジョイ／シガニー・ウィーバー／ソープ・ディリス／ウィリアム・ヒューストン／
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 リーヴァイとドラーサは、すごうえでのスナイパー。ある日とある任務で安易に足を踏み入れては行けない渓谷の監視にあたる。外部との連絡は絶たれ、監視塔同士の連絡も禁止されている中、その任務は世界を守る重大な内容だった。
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結局何がしたいのかという点が希薄でもあるので
スコット・デリクソン監督は、1995年「Love in the Ruins」で監督デビューをしており、以降、2008年「地球が静止する日」をはじめとしてさまざまな作品を監督しています。2016年「ドクター・ストレンジ」シリーズを監督しており、以降も様々な作品を制作しています。
マイルズ・テラーは、2010年「ラビット・ホール」で評価され、2014年「セッション」でも様々な賞にノミネートされています。2022年「トップガン マーヴェリック」にも出演しています。
アニャ・テイラー＝ジョイは、女優となるために、ロンドンからニューヨークに移住し、2014年「ヴァンパイア・アカデミー」で 映画デビューをしています。その後、『スプリット』『ミスター・ガラス』と同じ配役で出演しています。
物語は、とある渓谷を守る極秘任務を命じられた凄腕スナイパーの男女が、渓谷を監視するが、その任務には非常に重大な秘密があったというストーリーです。
序盤から、とある任務についていた女性スナイパーのドラーサは、飛行機から降りてくる要人を狙撃し、任務を達成します。リーヴァイもスナイパーとしての任務をこなすなか、2人はとある任務を任命されます。
本作はザックリと、前半と後半では内容が異なり、多少違和感は感じますが、メインは2人のスナイパーであり、この2人の出会いとコミュニケーションが序盤の展開となります。
Apple TV+用に制作された作品ではありますが、Apple TV+では2025年現在で過去最大の公開となり、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが出演した「ウルフズ」よりも人気が高い作品として結果が出ています。
中盤から展開が変わって来ますが、ちょっとグロいホラー感が出てきます。言い換えれば、中盤以降はバイオハザード感のある展開となっていきます。
非常にわかりやすい内容ながら、ラブストーリーとホラーとアクションをかけ合わせたエンタメ映画ではあります。エンタメ映画なので、ストーリーは色々とツッコミどころは多いのですが、気楽に観られる作品でもあるので、サクッと観ると良いです。
登場人物や設定自体は非常にシンプルでもあるので、内容が理解できないということないです。
とはいえ、結局何がしたいのかという点が希薄でもあるので、いまいち面白さには欠けます。
結果的にはしっかりとハッピーエンドとなるので、鑑賞後にスッキリしないということもなく、気楽に観て楽しむ作品です。
予告編
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