【今週公開の新作映画】「私にふさわしいホテル(2024)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】/橘ケンチ/

【あらすじ】主人公 加代子は、新人賞を受賞しつつも大物作家から酷評を受けて華々しいデビューができなかった新人作家。大物作家 東十条宗典との間で因縁の対決が始まる。

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物語がそこそこベタなところもありますが、こういうベタな演出と笑いが好きな人には良いのかと

堤幸彦監督は、 TVドラマと劇場映画の両方を独特な世界観で制作することで知られており、軽快な演出とこだわりの映像でファンも多いと思われる監督です。

のんは、2006年第10回ニコラモデルオーディションに応募し、グランプリを獲得し、以降2010年まで専属モデルとして活躍しています、2010年「告白」で映画デビューをし、CMやドラマで活躍しています。2013年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロイン・天野アキ役を演じて話題となるも、2015年に事務所独立騒動のために休業状態となり、芸名を能年玲奈から「のん」と変え、芸能活動を再開し、2016年「この世界の片隅に」で主人公の声優を演じて話題となっています。

田中圭は、役者を志し、「トリビアの泉」の確認VTRの出演を経て、2008年『凍える鏡』で初の主演を務め、TV番組等で活躍している俳優です。

物語は、新人作家として新人賞を受賞するも、大物作家に酷評されたことで、新人作家としてデビューが難しくなった女性作家が主人公。ある日「山の上ホテル」に宿泊したときに、大物作家も同じく宿泊していることを知り、仕事の邪魔をすることで、2人の因縁の対決が始まっていくストーリーです。

「山の上ホテル」は、東京都千代田区御茶ノ水にあるホテルで、もともとは旧海軍の宿舎として使用されており、1954年にGHQより返還されて、山の上ホテルとして使われています。2024年には明治大学が建物と土地を取得しており、歴史的建造物として保存されていくと思われます。

主人公 視点での物語ではあり、わかりやすいところはあります。そういうこともあって、のんの弾けた感じの演技で、ほぼ充分楽しめるかと思います。

大御所の作家は、滝藤賢一が演じていますが、これも、のん自体が引き立つような立ち回りとなるので、純粋にコメディとして楽しめそうです。

監督が、堤幸彦監督ではあるので、ある程度クセのある演出になるのかと思いますが、予告編からでは、トガッた演出というよりも、普通にコメディを描いているようにも見えます。

物語がそこそこベタなところもありますが、こういうベタな演出と笑いが好きな人には良いのかと思います。

予告編

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