作品紹介
【監督】ケルシー・マン
【声の出演】エイミー・ポーラー
【あらすじ】主人公 ライリーは高校入学を控えているなか、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ以外の感情が生まれ始める。
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マンネリ作品とはしないところがピクサーの良いところでもあり
ケルシー・マン監督は、アメリカのアニメ映画監督で、2024年「インサイド・ヘッド2」で長編アニメ映画監督としてデビューをしています。
物語は、主人公が幼少期から、高校生となり、新たな感情「シンパイ」「イイナー」「ダリィ」「ハズカシ」という新しい感情が芽生えてくるストーリーです。
ピクサーの長編作品では、29作目となります。また、続編という点では、2019年「トイ・ストーリー2」以来5年ぶりとなります。ピクサー作品ではそこそこ続編がありますが、非常に人気のある作品として期待されていたところではあります。
非常に高い期待もあり、2019年「アナと雪の女王2」の14億5400万ドルの興行収入記録を記録を超える14億6200万ドル(2024年7月25日現在)の世界興行収入があり、アニメーション映画として世界No.1の快挙となっています。
前作では、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の感情たちでしたが、今回、「シンパイ」「イイナー」「ダリィ」「ハズカシ」の新しい感情が現れ、大人になっていくストーリーです。
感情の操作が頭の中のキャラクターの動きにより変化するというアイデアはとてもおもしろく、今回は、前作よりも少し成長をした主人公が新しい生活環境を前に、新たな気持が芽生えてくる内容です。
今回のヒットを考えると、まだまだ新しい感情を登場させることで、人生における感情の変化を描けるのかと思いますが、マンネリ作品とはしないところがピクサーの良いところでもあり、今回の続編でも、前作と同じような内容にひと味加えてくる内容かと思います。