【洋画】「コンパートメント No.6(2021)」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】

【個人的評価】

【あらすじ】舞台は、1990年代のモスクワ。主人公のラウラは、恋人と世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフを見に行く予定だったが、ドタキャンされ、1人で寝台列車でたびに出る。

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ユホ・クオスマネン監督は、フィンランドの映画監督で、2016「オリ・マキの人生で最も幸せな日」で映画監督デビューをしています。

セイディ・ハーラは、フィンランドの女優で、演劇を学び、2014年『ザ・トラウマ・ボディ』という自身の戯曲を制作されています。2015年頃より、テレビや映画に出演しています。

本作は、2021年 第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリを受賞しています。

物語は、1990年代のモスクワを舞台に、フィンランドから恋人とともに世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフへ旅行に行く予定が、ドタキャンされ、一人旅をする途中、寝台列車で乗り合わせた粗野な炭鉱労働者に出会うストーリーです。

序盤から、主人公 ラウラは、仲間とパーティーをしているシーンから始まり、そこから彼氏とともに旅行に行く計画となります。

そこからシーンが変わり、列車の中のシーンとなりますが、その列車の同席者は、ロシアの炭鉱労働者 リョーハと出会います。乱暴そうな印象でもあり、旅の行く末を不穏に感じますが、本作のテーマはそのギャップでもあります。

リョーハのキャラクター的なところも序盤で嫌悪感を抱かせることで、徐々に内面が見えてきます。

車掌にしても、対応が冷たいところでもあり、列車での旅が非常に窮屈に感じてしまうところがあります。

本作の良いところは、第一印象から徐々に内面を知ることで変わってくるところの妙味であり、恋愛ではなく、人としてのなにかが伝わることで成立する良さでもあります。

ラストシーンでも、その思っていることは特に明示はしないものの、何も言わなくてもわかるところかなぁと思います。

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