【監督】アレックス・ファン・ヴァーメルダム
【出演】トム・デュイスペレール/フリーダ・バーンハード/ハンス・ケスティング/アニエック・フェイファー/ダーク・ベーリング/マンデラ・ウィーウィー/リチャード・ゴンラーグ/ジーン・ベルヴォーツ/ピエール・ボクマ/
【あらすじ】主人公 ギュンターは、幼少期に記憶をなくし、森に捨てられた末に里親に育てられる。波乱な人生を描いたストーリー
普通の演出の映画ではないので、好みは大きく分かれると思いますが、
アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督は、1970年代より短編映画やテレビ番組の制作をし、1986年「アベル」で映画監督デビューをしています。その後、2013年『ボーグマン』で第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で候補となっています。
トム・デュイスペレールは、1992年頃よりテレビ出演をし、その後、映画出演をしています。映画やTVなどで活躍している俳優です。
物語は、主人公が、幼少期に記憶をなくし、森に捨てられた末に里親に育てられ、波乱の人生を送りながらも、想像絶する事実に巻き込まれていくストーリーです。
予告編からもわかるのですが、ちょっと演出が独特でもあり、演劇的な要素があるのかと思います。
普通の演出の映画ではないので、好みは大きく分かれると思いますが、実験的な映画という点で考えれば、こういう作品もたまには良いのかなぁと思います。
なお、N0.10というタイトルは、アレックス・ファン・ヴァーメルダムの10作目というところからのタイトルです。
「何も知らないというのは素晴らしいことです。実際のところ、何も知らないのが一番良いのです。」
ネタバレ厳禁の作品かと思われ、公式サイトでも細かい物語の内容には触れられておらず、映画という文法から抜け出したかのような演出で、描かれているのかと思います。